ありがとうございます。
最近、カテゴリを全く選択してないことに気付きましたどうしよう
さて、今日はジョージア(旧国名・グルジア)の映画を二本!
両方とも冷戦後のアブハジア紛争下での話になります。

『みかんの丘』
2013/エストニア・ジョージア合作/カラー/87分
監督:ザザ・ウルシャゼ
キャスト:レムビット・ウルフサク、エルモ・ニュガネン他
なんでジョージアにみかん?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?映画を観ると、オレンジではなく『みかん』でした。
調べてみたのですが、明治以降、日本から持ち込まれ栽培されたそうで、劇中にちゃんと剥かれたみかんが出てきます(笑)
映画はジョージアに住むエストニア人(帝政ロシア時代、移住させられたそうです)のあるみかん農家に戦闘で負傷した敵同士の兵士が保護されるとこから始まります。
ジョージアに住むエストニア人、そこへ転がり込むジョージア人兵士とチェチェン人兵士がメインになります。
アブハジア紛争って、私、記憶になかったんですよ。その後のチェチェン紛争は何となーく覚えているんですけどね。
こちらの映画は割りと分かりやすい展開です。
『その土地は誰のものなのか?』はずっと戦争のテーマなんだなぁ、と。
ラスト、私たちその後の世界の流れを知っているので、爽やかなんですが胸騒ぎを覚えてしまいました。
あ、そうそう!
マンガ『ヘタリア』が好きな私としては、エストニアが劇中で北欧と呼ばれていたことにニヤニヤしてしまいましたよー!
『みかんの丘』はアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされました。
『とうもろこしの島』
2014/ジョージア・ドイツ・フランス・チェコ・カザフスタン・ハンガリー合作/カラー/100分/35ミリ
監督:ギオルギ・オヴァシュヴィリ
キャスト:イルヤス・サルマン/マリアム・ブトゥリシュヴィリ他
こちらは、『みかん丘』とは違い、台詞はほとんどありません。
祖父と孫娘が川の中洲に家を作り、とうもろこしを植え畑を作る。そこに兵士たちが立ち寄る。
やや哲学的と言えます。
プログラムによると、オヴァシュヴィリは紛争が起きた当時アブハジアにおり、その後友人と脱出したとか。
だからこそ、淡々と話は進んでいくのかもしれません。
それにしてもこの監督、イメージ通りの中洲が見当たらず、大きな貯水池に人工の中洲を作って、一気にラストでぶっぱなすとか、中々な監督さんだと思います(笑)

↑日本でな馴染みの薄い国なのでお手製の地図!

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ポーズがドンかぶりな両監督