
『セデイック・バレ』については他の方々のブログ等を参照していただくとして…。
学生時代に大学の教授と台湾に行き、その時に聞いた話を交えつつ、ちょっと語りたいかなと。
私が台湾に行ったのは2002年でした。所謂『台湾の民主化』があって十年近く。
大学の教授はかつての政権に反抗し、台湾国外に出た人でした。彼の仲間が高官になっているとの事で、あちこちでちょっと融通をきかせてくれました。
その中に、開館前の博物館見学がありました。
対応してくださったガイドさんが嬉しそうに。
「ここが台湾で初めて、台湾史を取り扱った博物館です」
と説明してくれました。
もうね、私は不思議で不思議で仕方がなかったんです。
今まで台湾史ってやってなかったの?って。
古生物学やら考古学やら歴史やらが好きだった私は疑問ばかり。
「先の政権下では、歴史といえば中国史だったんです」
つまり、台湾固有の考古学及び歴史は無視されてきたと。漸く先住民の文化を学べる場所が出来たと。
あれからやはり十余年。
先住民が主役になった映画が公開され話題になり、今日やっと見られて、感慨深いです。