イタリア=フランス合作/イタリア語・フランス語・英語/カラー/108分/シネスコ/ドルビーデジタル/2016年
監督:ロベルト・アンドー
キャスト:トニ・セルヴィッロ、コニー・ニールセン、ダニエル・オートゥイユ、伊川東吾他
修道士がメインの映画で印象深いのは『大いなる沈黙へ』というドキュメンタリー映画なのですが、よくよく調べたら同じ配給会社さんでした!
『大いなる沈黙へ』も、厳格な戒律で普段話さないで生活をする修道院の映画になります。
さて、この映画はサスペンスになります。社会派サスペンスになるのかな?
金融サミットが開かれるドイツのある島で、中心人物が亡くなります。しかし、彼が亡くなる直前まで話し合っていたのは、修道士だった…。
と中々センセーショナルなオープニングでした。
それにしても、ヨーロッパは本当にキリスト教が中心なんだなーと。
原題も『告解』ですし。
日本の大臣以外、何となく修道士に対して一歩も二歩も退いているんですよ。議長国であるドイツの大臣でさえ、強く出られない。
観ていて不思議な感覚でした。
精神世界対物質世界
主軸はこれです。
グランドホテルみたいな群像劇なので、登場人物も結構多く、見ごたえはあるのですが、他の大臣や警察?の心情などが分かりにくかったのがやや残念。
日本の大臣はどう思ってたのー!そりゃアメリカに追随するんだろうけど、珍しくアメリカの影が薄かったからなー💦
注目は『ワンダー・ウーマン』でダイアナの母親役を演じていたコニー・ニールセンと、イギリスを中心に長年舞台活動されている伊川東悟。
特に伊川さん気になるー❗❕
調べてみたいと思います。
