二ヶ月前に見つけた 小さなカフェ
静かで やわらかいソファーが心地よくて
マスターとも 趣味の話とか 星の話とか
とても気が合って 秘密の場所にしようと思ったんだ。
でも やっぱり君には秘密に出来なかったよ。
マスターは 散々 君の事を聞かされてたから
君を自然体で迎えてくれた。
雨音が激しい。
君は寂しそうにつぶやく。
「明日は、月が見えるかしら?」
僕は 希望を込めて囁く。
「うん きっと 見えるさ」
オ-ダ-した カプチーノが運ばれてきた。
マスターは 優しい声で、
「明日は晴れますよ」
と僕たちに言った。
そして 君の前には うさぎが微笑んでいた。
「かわいい………」
マスターは僕に目配せをくれた。
そう 君は僕の 「うさぎ」
とても 可愛くて 元気で 寂しがりで
大好きなんだ。
明日は 君と月を見よう。
月にはうさぎがいて
僕には きみがいる。
