こんばんは
今日は、主人が朝から会議で、落ち着かない感じで過ごしています
昨夜、米国籍を取得していらっしゃる真鍋淑郎氏が、2021年ノーベル物理学賞を受賞したというビッグニュースが飛び込んで来ました
心より敬意を表します。
今日は私の体験から、終始グチグチ言ってしまうことをお許しください🙏
今朝は、モーニングショーの受賞を特集したコーナーに釘付けでした
真鍋氏は、半世紀以上も前から、気候と海洋の関連性に着目して研究をすすめ、教科書に載るほどの功績を残していらっしゃる方のようですね✨
一方、こういった研究者の方々が、日本で研究を続けられず、渡米や渡中するのは、膨大な科研費を求めるからだそうですが…
特に、こういった研究で必要不可欠なスーパーコンピューターを動かす電気代というのが、実は大変な金額になってしまうのだそうです
さらに、後継者の育成にも、まだまだ、予算が不足している現状があるとか。
理系は学費が掛かるので、奨学金を借りて大学院まで進んだ場合、研究機関で就業したい気持ちがあっても断念し、企業へ就職しているケースがあるのかもしれません
このエネルギーに関しては日本の優れた技術で、後継者問題は人材育成の団体などのサポートで(高騰する私たちの光熱費も解決して欲しい)、有能な研究者が海外へ流れないよう、国は国で、補助金の増額など、国策を推進していただけたらと願っています🍀
(前もって予算をつけるため、直ぐに実行へうつすことは難しいのですが)
ご経歴によると、真鍋淑郎氏は一時期、東大へ戻って研究をなさっていたところ、米国が国益の流出だと捉え、米国へ再度招聘したという経緯があったことを知りました。
このお話が上手く作用して、今後、国の予算の付け方が変わっていくと良いのになぁ…と考えています😉
団体の講演に関わる業務に携わっていた頃、研究者の講演料やコンクールの審査料に驚いたことがあります
海外の研究者に比べると、数をこなさなければ、とてもとても…
某国立大学の宿舎などは、省庁の官舎に比べれば、本当に…
皆さん、「奥さんが支えてくれたので研究が続けられました」と仰いますが、精神的な面だけでなく、生活の面のことも仰っているのだと受け止めました。
教育や研究開発を蔑ろにする国では、明るい未来は考えにくいのではないかというのが個人的な意見です😅
でも、研究者になりたいと言っていた息子が文転を切り出したのは、国家予算の削減や後継者の育成問題で悩んで…という大それた問題ではなくて、単にレポートに追われてアップアップしているだけなのです
昨夜、【アンナチュラル】の英文の解説や論文を読むシーンを観る息子に、何となく哀愁が漂っていたような🤔
学費のことも、心配なんでしょうけどね
教育格差は今、始まったことではなくて、昭和の頃は、パートを3つ掛け持ちして子どもを大学まで出したという話がいっぱいありました
母は強しです
いざとなれば、4つ掛け持ちしてでも、息子の学費を捻出していく覚悟は出来ています
(あと9年は長生きしないと)
主人は、「給付型奨学金がありますよね」と簡単に言って除けるのですが…
そう簡単に受給出来ないから、貸与型を受給して苦労するのに
近い将来、研究者が潤沢な科研費で思う存分研究に打ち込み、国を担う若者は、何の心配もなく学問を受けられる制度を確立しないと大変…
そのためにも、先ずは税金のムダ遣いを一掃して欲しいと、切実に願った昨夜のビッグニュースでした
(今回の選挙は投票所へ行く予定でいます)