2008年3月 家の更新時期です。が、家賃が1.5倍になるというありえない状況なので、そろそろ物件を探そうと行動に移しました。しかし、まだ行動に移すには早かったようです。今回、物件を6件まわりましたが、思ったコトを以下記載します。
●マンションの1戸1戸が違うオーナー
北京には日本のような一戸建てが少ないです。マンションの一戸一戸が個人個人のオーナーなので、たとえ間取りは同じでもインテリアや壁紙の色などほとんど違います。すべてオーナーのセンスなので、同じ間取りでも必ず見たほうがいいでしょう。
●家賃の支払方法
日本では毎月払い、敷金・礼金がありますが、ココ北京では最初に払うものは「押一付三」といい保証金1ヶ月分+家賃3ヶ月分=4ヶ月分、これをまず払うのが一般的なんだそうです。もちろんオーナーにより異なりますし、自分がもっと払えるなら6ヶ月分や1年分を払うこともOKです。
●玄関はありません
扉を開けるとすぐにリビングがあります。ワンルームの場合はベッドルームまで見えます。これはすごい造りですが、ようやく慣れました。私は扉を開けてココからココまでを玄関にしようとマットをひいたりして、区別しています。日本のような玄関と思われる段差はまったくありません。靴で部屋を歩く習慣のお国柄の方もいらっしゃるし、日本人のようにすぐに靴を脱ぐ習慣の人もいます。いろんな人が住む家です。どちらにしても、後のことを考えてキレイに使いたいものですね。
●バスタブはほとんどありません
中国人はバスタブ(湯船)に浸かることがほとんどありません。なのでマンションもシャワールームだけが設備されているところがほとんどです。高級なマンション(ホテルが経営するサービスアパートメント)などはあるでしょうが、一般のマンションにはないと思ったほうが無難です。あればラッキーのような感じで。バスタブ有を必須条件にしてしまうと、かなり住めるところの可能性は少なくなりますし、少々家賃もハネてしまうようです。
●家具付がほとんど
日本の場合は、自分の家具を持っていかなければいけませんが、中国ではほとんどが家具付です。TV、ベッド、冷蔵庫、洗濯機、リビングテーブル、ダイニングテーブル、クローゼットなど必要なものはほとんどついています。もし自分が日常生活に欲しいものがあれば、そのときはオーナーとの交渉次第で準備してくれます。
●暖房について
北京の冬は本当に寒いのですが、部屋の中は本当に暖かくつくられています。それは、「暖気(ヌァンチ)」という設備が部屋ひとつひとつについているところがほとんどだからです。これは、政府のお膝元である北京にはあるのですが、上海にはないので冬の上海の部屋は寒いと聞いたことがあります。この代金は家賃に含まれていることがほとんどです。そしてこれは、毎年11月15日~3月15日までは暖かくなるのですがそれ以外の期間はまったくありません。マンションによっては、10月15日から入るところもあるそうです。11月初旬からでもとても寒かったので、少しでも早く入れて欲しいと願ってました
最近は「暖気(ヌァンチ)」ではなく、床暖房の部屋も出てきています。今回も床暖房の部屋がありましたが、かなり暖かいですよー。
●交渉は条件による
今回は同じく部屋を探している中国人やアメリカ人夫婦などとバッティングする機会がありました。ココに一部のバッティングした例を紹介します。
A
:家賃は1年分先に払うから、10%安くして欲しい。中国人男性。1人で住む。
B
:家賃は3ヶ月に1度。額はオーナーの希望通り。日本人女性。1人で住む。
結構気に入ってたB&不動産業者は、「今回は家賃を通常通り払うし、日本人女性だからこっちに分があるぞ」と言うことで世間話をしながら待っていたのですが、Aの不動産業者が「いやいやちょっと待ってくれ」とばかりに、オーナー夫婦と相談をしていました。私たちは本当に安心していたのですが、借主Aの前で契約書を出したのです
えっと思った私が不動産業者をみると、「Aがなんと家賃も通常通りに払うことに納得したのです。すると、どうなるか。3ヶ月分よりも1年分払ってくれるということなので、今回は負けました」とがっかりしてました。それくらいその場で決めることも大切なのです。
●契約日はできるだけ早めに!
日本では、住みたい時期の3ヶ月後の契約だろうと早々に決めたりすることもありますが、北京ではそんなことしません。1日でも早く住んで欲しいのです。そうしないと自分たちが損をするからです。なので今日はどのオーナーにも、4月1日から住みたいと言ってもOKしてくれることは誰一人としてありませんでした。「待てていつまでか」を尋ねると、早い人は翌日。長くても1週間ということ。契約日=住むことができる日、なのですが。1日でも遅いと何百元とオーナーは手元にお金が入ってこないので、1日でも早く、住んでほしいのが本当のところです。だから、現金をいくらか持って、本当に気に入ったところではその場で少しでも払っておくと、気持ちが伝わりやすいみたいです。
結局、今回は決まりませんでしたので、また来週行かないといけません。疲れるけどしょうがないですね。ちょっと楽しい気持ちもありますしーえへへ![]()
※1ルーム。黄色の壁紙なので部屋は明るい
※ワンルーム。ホテルのようでした。キレイだけど収納が少なかった。
※オーナーは朝鮮族の人。いくつも物件を持っていてかなりオススメされました。日本人女性ということがポイントだったみたいです 笑
※右半分の白いのが、暖気(ヌァンチ)というものです。
※バスタブがないタイプ。洗濯機の場所は部屋により異なりますが、シャワーブースだけというのはこのような感じです。このガラス扉がないケースもあります。その場合は、洗面台の下にまでお湯が行くので、使用後は水浸し状態になります。




