朝起きてみたら
大きな家の其処らじゅうは祭りの後だった。
ひどいもんだった…台風一過じゃねえ?
僕と誰かが寝ていた部屋は布団は二組だけだったけれど
すぐ隣の茶の間では
近所の長老たちはまだ祭りの名残のまま飲んでたみたいだ。

別な部屋では女性群が動き回ってる。
居間の隣の部屋ではぐちゃぐちゃの部屋の中で数名が寝ていた。
誰が誰だか足だけ出てたりでよくわからないけれど
そんな中に会社OBの中野さんの顔も見えたりして。

時計を見たら午前7時。
「今日って何曜日だっけ?」って誰かに聞いたら
「月曜日だよ」
「え?っ!」
ヤバい!ヤバい!ヤバイ!ヤバイ!じゃん!
遅れちゃうじゃん!
ってか…完全に遅刻じゃん!
いつもは会社に7時に行ってないとマズいんだってば!
「母ちゃん!駅まで送ってくれる?」
しょうがないなぁ~って微笑む母ちゃん!

それもさることながら俺の服は?荷物は?
寝相の悪い部屋の中の連中の布団をめくったりして
自分のジーンズやシャツやバッグを何とか探し出す。
まだまだ終わりそうにない茶の間の長老たちに
「仕事なんで今日はこれで」って言ったら
「そっか…それはしゃあねぇ~なぁ~」って赤ら顔で言っていた。

そうこうしてたらトイレに行きたくなった。
でも…上屋敷のトイレは誰かが入ってるみたいなので
下屋敷のトイレに行くことにした。
田舎の敷地面積はいつの間にか広大になってて屋敷が二つあった。
竹林の上の防風林側にみんなが今いる上屋敷と
坂道を降りた下の方に嘗て家族が住んでいた旧住居の下屋敷。
下屋敷に入りトイレに向かうべく
日当たりのいい廊下に出たらチャトラ猫が気持ちよさそうに寝ていた。
羨ましい奴だな!^^

トイレに入って用を済ませた。
放流感はまったく無いけれど済ませたらしい^^
上屋敷に戻るとき竹林道を抜けることにした。
坂道の上の左側のキウィ畑とお茶の木の空きスペースに
停めておいたバイクに誰かがバイクに跨ってこっちを見てた。
誰だっけ?思い出せない。

ふと…右側を見ると
二つの屋敷の間の竹林の中に竹の生えていない整地されたスペースがあった。
大きな木製の能舞台のような建物とその地面には
竹林へと続く幅広で巨木の板が地面に埋め込まれた
階段状のベランダがあった。
なんか…いい感じだなぁ…いつの間にこんなの作ったんだろう?