「剣道」に打ち込む女子たちを描いた
まさに青春剣道物語だけれど
全然クサさも無く、ふつうにかっこ良くって
躍動的で爽快で楽しくってジ~ンと泣かせもしてくれる
ちゃんとしっかり明朗快活青春ストーリーなのだ!
この本はメイン主人公のふたりの女の子
香織と早苗の二人の二人称で交互に綴られてゆき
その文体も今風の語り調で実に面白い。
会話の中に
それぞれの心の声まで書いてたりするからこれまた面白い!
まるで女の子が書いたんじゃないかってくらいウマいんだよなぁ。
女の子の深層心理まで表現してるのが誉田さんの
まさに匠の技なような気がするんだ。
文句無しで爽快でスカットしてて明快で実に面白いもん!
誉田さんの凄いのは
剣道の詳細も知らない僕でも
目の前で彼女たちが荒々しく戦う剣道の場面が浮かんで来ること
「疾風ガール」なんかの時は音楽だったけれど
文字なのにそれぞれの楽器の音やメロディが感じたもんね!
いやはや…誉田さんは凄いよ
たぶんどんな分野の主人公を描いても嫌味無く
ちゃんと書いちゃうんだろうなぁ…
いい意味で小説界の何でも屋さんみたいだ!
ちなみに剣道女子ものだけど誉田哲也さんなら間違い無しってことで
この「武士道シックスティーン」と
「武士道セブンティーン」「武士道エイティーン」までの
既に3冊まとめて買ってしまったのだ。
個性溢れる魅力的な香織と早苗をしばらくは楽しめると思うと
これからもワクワクドキドキなのだぁ~!
そういえば珍しく解説を読んでわかったんだけど
この「武士道シックスティーン」って映画になったんだね。
小説を読んでた僕の中のふたりのイメージは
香織…は菜々緒系の男勝りな女の子で
早苗…は広瀬すずって感じなんだけどね
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