「意見の会わない上司、同僚とコミュニケーションがとれる話し方」をテーマに受講いただきました。

長年培った高い知識とスキルの伝承という志を持って昨年11月に転職された会社。

どこでボタンをかけ間違えたか、この数か月直属の上司とパートナー的立場の同僚がやけに攻撃的な言動をする。
仕事の責任感から必死に対応されてこられましたが一向に改善されず疲弊しきっている中、堰が切れたのは役職者面談での内容。(その上司と同僚による受講生様のネガティブな評価を役職者の口から聞く。)

彼らとのコミュニケーションで現状を改善したい。
という思考は理解できますが、今本当に必要なのは、
自分の想い、正当性が理解されないことの
行き場のない苦しい心情と先行きの不安の解消。

結論的にはできると思います。

なぜなら、私はとっても近い状態を経験済で、さらに現在解消済(当時のモンスター上司やいじわるな同僚と良好な関係を再構築できている)だからです。

私は4-5年かかりましたが、すでに履修済科目としてコツをお伝え出来ます。



私が行ったのは自身のストレスコントロールです。
1、NLPと心理学でこころのケア
2、自律神経ケア
3、ホルモンバランス調整

受講生様は仕事にたいする責任感、価値観の非常に高い方です。今までもどんな困難にも立ち向かって乗り越えてきた方です。
でも、今回それが通じない相手と環境が目の前にモンスターのように立ちはだかって、自分の(認めたくない)弱さが表面化されているように感じてパニック状態。

当時の私のように、現在かなりのストレス反応を常時ご自身で作り出しています。
別話題に移っても、上司と同僚の理解できない言動を思い出し、その時の自分の一生懸命を繰り返し口にする思考と行動パターンが出来上がっているところが心配です。

その際に感じた嫌な感覚を再体験し、ストレスホルモンを放出し続けて、憂鬱な気分や先行き不安感を煽って、いつもの論理的思考を妨げているのだと思います。
ストレスの元(ストレッサー)は想定外の人と出来事。

ストレスのABC理論

A=ストレッサーの排除
B=ストレッサーの受け止め方
C=ストレスの身体反応に対する対処



まずは受講生様の心身が心配になったのでCから始めます。

受講生様はお仕事柄かなり左脳派(思考的)なので、現状コントロールできないご自身に起こっているであろうことが理解できれば落着きを取り戻すことができます。
システム:ストレス身体反応の元は脳の扁桃体の暴走。それを抑えるのが思考を司る前頭葉からの制御信号)等々。



その後「B」の受け止め方をちょっと変えればその後の反応が変わります。

コツは今の価値観を5%緩めること。
ここはNLPの得意分野です。



最終的には「A」までNLPで行きつことができます。

「A」ストレッサーの排除です。

お会いした時は代表的な説明として「会社をやめてストレッサーの上司、同僚に会わない環境をつくる」と言いましたが、それでは根本的解決にならないですね。

会社を辞めずに排除することができます。
それはストレッサーに無駄な反応しないこと。

これは、「本質」を見極められるようになればできることです。「本質」の見極め方もNLPメインでお伝えできると思います。



人間関係を良好にするのはご自身の状態管理がベースであり、このベースがあれば余裕が生まれ、状況に合った適切な言葉選びや話方はおのずとできるものだと考えています。

まずは、上司や同様に対応できない自分を攻めるのではなく、想定外のモンスターに今まで頑張って対処してきたご自身を労って癒してください。
労い方は、「私、よく頑張ってるね。ありがとう。」と声に出して言ってください。


直近のモンスターズとは、できるだけ距離を置くことをおすすめします。
逃げるのではなく、最低限の接触におさえて、
距離をとって相手を観察すること、全体像のなかの一部と見ることです。
現在時期的にもデリケートな時期です。
何事も距離が近すぎると全体像が見えません。
今は、モンスターズに焦点をあてるより、全体像を把握する時期だと思います。

よろしくお願いいたします。

次回レッスンでやること

次回、「ストレスの仕組み」と、「言葉によるコミュニケーションの仕組みと限界」をお伝えします。