ご要望
人に良い印象を与える話し方を学びたい。また、自分の印象を知りたい
商談では自信をもって話をすることが出来るが、雑談は無口な相手には苦手意識がある。
また、自身は感じていないが、近しい家族などから感情の起伏が感じられないと言われる。
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受講生様は40代の既婚男性の方です。
受講生様とお会いしてお話した印象は、悪いものはありません。
姿勢、お顔の角度、目線、お話のトーンとペースも嫌みの無い、備わった自信を感じました。
「公共の場面、特に仕事の場では」人に印象を与える話し方について問題のない方だと思いました。
しかし、お話の内容から、話し方というよりご自身のあり方に違和感を覚えておられるように感じました。
この課題には2つの方向から向き合いたいと思います。
ひとつめ。
NLPに「アソシエイト」と「ディソシエイト」という言葉があります。
受講生様は長らく仕事を熱心に遂行されるためにディソシエイトでいる訓練をしてきたのだと感じます。
・アソシエイトとは、物事を習慣的に自分と一体化した状態で認識すること。
・ディソシエイトとは、物事を客観的に自分と分離した状態で認識すること。
人間(の脳)はアソシエイトとディソシエイト、どちらの状態で記憶・認識しているかで、人・物・事実でさえも感じ方が異なってきます。
人間は生まれてきた時はみんなアソシエイトの状態です。
嬉しい、気持ち良い、良持ち悪い、を全て主観的に感じて、その感覚に合わせた心身反応を表しています。
アソシエイトの状態の時は楽しい時はより楽しく感じます。怒りもよりはっきり感じます。
しかし、公共の場面、特に仕事の場面では主観だけでは成り立ちません。
問題、課題をアソシエイトで捉えていると全体が見えずに感情に振り回されて先に進めません。
長く仕事をしていると、数々の問題、課題は客観的に捉えることによって解決策を導き出せることを学びます。
ディソシエイトはこのような訓練によって身に付く機能です。
普段ディソシエイトの状態が続き、アソシエイトで感じる自分の感情の波をちょっと遠くに感じておられるのではないかと感じました。
そんな感覚から相手に不快を感じさせていないか→自分は廻りからどのように思われているだろう。
という思考がうまれたのでないでしょうか。
ご自身の向上心やご家族への責任感などの様々な要因があると思いますが、
これは、ディソシエイトの状態が普通になっている仕事熱心な方にありがちな状態です。
ご自身は喜びや感謝を表しているつもりでも、近しいご家族から感情の起伏が見えないと言われるのは、ディソシエイトの訓練の過程で感情を表すことを押さえて冷静を作ってきた成果(副作用)です。
私も長らく商社で上を目指していた時は、冷静でいることや客観的に自分をみることに意識を向けていたのでよく近い人間から「嬉しそうじゃない」と言われていたのを思い出しました。
確かに物事を遠くに感じて人の温かさも感じられない、楽しいことが分からないような時期でした。
まず、人間にはそんな特性があって、今ご自分がそんな状態にいることを知ってください。
これは、悪い事ではなく熱心に仕事に向き合ってこられた成果によるもので、このシステムが解ったらコントール可能です。意識的に感情豊かに過ごしてください。そして場面でアソシエイト、ディソシエイトを切り替えていただけるとより人生が豊かに感じていただけると思います。
この切り替えが出来ると、相手の感情に共感を生まれやすく、雑談力があがる気がしています。
ふたつめ
印象について
第1印象は2秒できまります(マルコム・グラッドウェル「第一感:最初の2秒」)
人種、顔の形、体型、しゃべり口調などを元にその人はどんな人か判断を下している時間が2秒でこれは、適応性無意識と言われる人間の本能レベルの機能とされています。
この判断基準は相手の価値観によるので、自分でできることのハードルは上げない事だと思っています。
マナーで言われるところの「清潔感+笑顔で挨拶」が一番無難です。
この2つで相手への敬意、会える嬉しさが伝わると良いなと思っています。
第一印象は簡単に変わらないと言われていますが、その後の印象は相手への継続的な敬意で変わります。
どのように表せば伝えやすいかなど、沢山の面白ネタがNLPにはありますが、結局は気持ちです。
ご興味をもっていただいた、「どんなセミナーをたくさん受けても、沢山の自己啓発本を読んでも変わらなかった私が今変わったと言える」NLPはこの感覚的な違和感を論理的、感覚的に解決してくれ、いろんな場面に応用が可能で便利です。
目の前にあるピンポイント的な問題解決で使用するのもよし、根本的にじっくり取り入れるのも良いツールとして取り入れられたら良いかと思います。
ありがとうございました。