潮州お茶を尋ねる旅
鳳凰山の茶畑訪問で美味しい単叢を堪能し、これからは単叢の茶葉を求めて彷徨う必要は無くなりました。

潮州に来た目的の一つである「美味しい茶葉に出会うこと」は達成〜!

ではあと2つの目的「茶器」と「茶室のインスピレーション」を求めて旅はまだまだ続きます。

茶葉は達成、鳳凰山から下山し牛肉火鍋でお腹いっぱいになった後はお茶館訪問。

通りから1本入った小道を進むと、なんだか京都のような雰囲気のお茶館が。
潮州は竹の使い方がとっても上手。
これは新居のお茶室にぜひ取り入れたい。
お茶館と民宿を家族経営しているそうです。
入り口から正面を遮るように小さな扉のようなものがあり、その脇から中に入ります。
ちょっとした中庭になっており、そこを囲むように部屋があるのが潮州式建築。
一番奥に潮州工夫茶の炭火を使う風炉を使うお茶席がありました。
風炉に、丸い茶盤に3つの茶杯。
他にもいくつかあるお茶室を見せていただきました。
この水瓶が好き。
奥のお茶席に戻り、お茶をいただきます。
最初は妹さんがお茶を淹れてくださいましたが、途中から日本語が堪能なお姉さんとバトンタッチ。

お姉さんと夜のお散歩へ。
お友達が営む民宿をいくつか回りました。
お友達のお母さん手作りの切り絵。
切り絵の下には玉ねぎ!
虫除けになるそうです。

この後お姉さんと一緒に他のお茶館へ。
一緒にお茶を飲みつつ、潮州工夫茶についての理解を深めるとても実りのある夜になりました。

朝から鳳凰山へ行き茶樹に囲まれ、夜まで12時間以上単叢を飲み続けた1日でした。

単叢は胃を痛めると言いますが、海抜が高い場所で育った古樹で作られた単叢は胃に全く影響無し。消化を助けてくれるのでお腹が空き、夜食が食べたくなる危険性が高かったです。

via 中国茶藝館カメリア
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