中国教室主催のお茶会へ、お茶を淹れる側として参加してきました!
各自茶人服を着て、茶器を持ち寄って、自分好みの茶席を設計します。
中間試験の最終日だったので、試験の後に茶人服へ着替えて茶器を持って行きました。
今回「雲南省普洱茶」をテーマに茶席を設計したのはわたしを含めて4人。
さざれ石を敷いて河を表現!
雲南省の川は東南アジアを流れるメコン川の上流域なのです。
そして普洱茶はその川の流域で栽培されています。
それを茶席で表現するなんて・・・素敵すぎる・・・!私もさざれ石、欲しい。笑
雲南省の肥沃な土地を表す赤。
わたしとは真逆の色選択でとても感動しました!
色の選び方、茶器の選び方、小物の選び方、十人十色で本当に勉強になりました。
こちらが私の茶席です。↓
雲南省の少数民族、白族に伝わる伝統工芸の藍染の絞りを茶席布として使うことにしました。
水受けには雲南省の窯の建水のものを。蓋つきでお気に入りです。
茶器を置いている干泡台には雲南省の名産、大理石模様のお皿。
ちなみに茶壷(ティーポット)と茶海(ピッチャー)の下に敷いているコースターのようなものには中国の吉祥模様の雲柄が切り抜かれたものを使用しています。雲南省の「雲」にかけて「雲」柄のものを。
蓋置と茶漉しには雲南省の錫細工、茶杯は普洱茶を飲むのに相応しいように、口が広くて背が低く、厚いもの。
藍染の茶席布に合うように青い、そして雲南省にある蝴蝶泉を意識して蝶々の模様の茶杯を選びました。
茶壺(ティーポット)は6、7人分を淹れることのできる大振りな獅子の紫砂壶を準備しました。
茶海(ピッチャー)もそれに合わせて大きめの、イギリスの陶器ブランド:バーレイのミルクジャグを使いました。
杯托(コースター)は普洱茶の色に合わせて銅のもの。
全体的に青くて黒いので、差し色に梅の花を添えました。
一輪折れた花を水受けに。
素敵すぎる!
日本では藤が咲いたと聞いたので、藤の花の茶人服!
茶席を作った人だけではなく、参加者の方も皆さんでお茶を淹れました。
みなさん講師の方なのでもう勉強になるー!!指先まで美しい・・・!!!
中国茶の大先輩の方々に飲んでいただくので淹れるのもドキドキ。
美味しい、と言っていただけて安心しました。
あまりの緊張で自分が淹れたお茶の味を感じることができず・・・。
もっと余裕を持って、優雅に淹れたい・・・。
講師の方々に囲まれ、全員でお茶を淹れ、茶器やお茶の淹れ方について語り合い、もうものすごく楽しい勉強会でした!