中国茶藝教室主催のお茶会へ参加してきました!

 

各自茶人服を着て、茶器を持ち寄って、自分好みの茶席を設計します。

 

中山大学の中間試験の最終日だったので、試験の後に茶人服へ着替えて茶器を持って行きました。

 

今回「雲南省普洱茶」をテーマに茶席を設計したのはわたしを含めて4人!

 

台湾発祥で最近中国茶界で大ブームの「干泡茶法」の茶席です。

 

「普洱茶を入れるための茶席を作ってください」とのリクエスト、テーマのお茶は同じものなのに、ここまで違う雰囲気になるとは!

 

色の合わせ方、茶器の選び方、小物の選び方、十人十色で本当に勉強になりました。

 

こちらが私の設計した茶席です。

 

日本では藤が咲いたと聞いたので、藤の花の茶人服を。

 

「藤」の発音が未だに分かりません。イギリスで指摘され、秋田でも指摘され、なのに未だに正しい発音ができないという・・・。笑

 

折れてしまった一輪の花を水受けへ。

素敵・・・!

 

私が一番好きだった茶席。

さざれ石を敷いて河を表現!

 

雲南省の川は東南アジアを流れるメコン川の上流域なのです。

そして普洱茶はその川の流域の自然豊かな地域で栽培されています。

 

それを茶席で表現するなんて・・・素敵すぎる・・・!

私は茶席を作る上で、茶道具一つ一つに気をかけすぎて茶席全体のイメージができていませんでした。

 

茶席全体を使って、自然や文化を表現する。

それが中国茶藝!参考にさせていただきました♡

 

参加者みんなで場所を変わりながらお茶を淹れます。

 

「優雅さ」を忘れ、真剣な顔・・・。

 

中国茶の大先輩方の前でお茶を淹れ、皆さんに飲んでいただく貴重な機会でした。

 

しかし緊張したー!

微笑みを忘れています。

 

ちなみに、淹れたお茶は「普洱老头茶」。

別名「老茶果」、こちらも最近ブームなまろやかさが魅力的な普洱茶です。

 

この後クマさんファミリーとの飲茶の時に淹れたのですが、クマパパからは不評でした・・・。

 

飲むと「どんな環境のお茶やさんで加工され保管されたか」までわかるクマパパ。

 

この老茶果を作った場所の環境があまり良くなかったみたいです。

 

皆さん講師の方々なので動作も優雅で美しく、とても勉強になりました。

 

私が淹れたお茶も「美味しい」と言っていただけて安心・・・!

 

自分の番が終わると緊張の糸が切れ、お行儀悪く足を伸ばしていたら見えちゃっていたみたいです。笑

 

お気に入りの中国刺繍の靴!

 

 

とても勉強になったお茶会でした。

これからも茶席設計について考えていこうと思います!