2025年7月23日(水) 晴れ
私の仕事の休みと息子の宿泊学習が重なった本日、
ゆっくり映画を見れるのは、今日しかない!ということで、
行ってまいりました、映画『国宝』
如何せん上映時間が長いのはスルーしてしまうので(トイレが近いから)
Nちゃんに勧められなければ、この映画も見ることはなかったと思う。
Nちゃんからストーリーの大枠は聞いていたのだが、
まず出演者について
・吉沢 亮 → 映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』のチラシで顔は見たことある
・横浜流星 → 大河ドラマ「べらぼう」のポスターの人(ただし、ちょんまげ)
おそらく、ピンで「はい、この人は?」と出されても多分わからない。
それくらいの認識度で映画を見たのだけど、
本当に素晴らしい作品でした。
友達が「多分今年、たくさん賞をとると思うから、今のうちに是非見て」って言われて
マジか?ってびっくりしたんだけど、
確かに、間違いなく、獲るだろうね。
細かい部分についてもいろいろ感想あるのだが、
細かすぎていちいち書けない。
血筋か、才能か・・・
血を吐くほどに(吐いてませんが)厳しい芸の道・・・
美しく、悲しく、壮大・・・
寺島しのぶのセリフがまたいいのよ。
いちいち
「、だろうね」
って思っちゃう。
墓参りで気持ちを吐露してるところとか。
「ほんま役者は意地汚いわ!」
すごい、ズバッと、だよね、このセリフは(笑
でも、そうであってこそ、役者なんでしょうね。。。
とにかく見て良かった。
1972年のシーンだったかなぁ?
大阪の歌舞伎小屋(自分たちのもち小屋なのかな?)、こじんまりしていて、
まさに小屋って感じ。
どうも歌舞伎というと京都や銀座の大きな歌舞伎座を思い浮かべちゃうけど、
昔はこんな、手作り感ある場所でやっていたのよね、きっと。。。
そうそう、前に読んだ高田郁の『あきない世傳』にも歌舞伎の話が良く出てきた。
江戸時代、芝居小屋はよく、火事で焼け落ちていたなぁ。
それにしてもすごいよね・・・
あの主役二人が歌舞伎の女形ではない、なんて、誰が信じられましょう・・・
歌舞伎をたくさん見ているNちゃんだって、舞台のシーンを違和感なく見れたそうだしね。
私は歌舞伎というものを、まだ人生で1度しか見たことがないのだけど、
改めて、「ちゃんと見てみたい」と思ってしまった。こんな素晴らしい文化を継承しているんだ、我々日本人は!って誇らしくなってしまう。
もっと年とったら、趣味は、山歩きと歌舞伎鑑賞にしようかしら?(笑)
この二人の若い役者を私はしっかり覚えたから、今後はちゃんと見分けがつくでしょう。。。
吉沢亮って綺麗な顔してるね~
ちゃんと若くていい役者さんが次々と出てるんだ~ってちょっとびっくりしてしまった。
原作は、朝日新聞で連載していのは知っていたけど、当時は興味なく(吉田修一の作品は読んだことがあるけど)、読まなかった。
勿体なかったね。
今本屋さんでも、文庫がすごく売れてるみたいだよね。
見終わって、久しぶりに松坂屋の「トリコロール」でホットケーキでも食べていくかな~
なんて思ったけど、3組待ちで、諦めちゃった。
デパ地下のパン屋さんで買って家で食べた。