着床前診断をして感じた主なメリット3つ
①体外受精の着床率を上げ、妊娠初期の流産率を下げる
妊娠初期の流産は、ほとんどが母体側の要因ではなく、受精卵側の染色体異常が要因で発生する。
着床前診断をして、染色体異常がない受精卵を移植すれば、妊娠率は約76%、妊娠初期流産率は6%。
何度も移植を繰り返すことによる母体、精神面、家計面への負担を最小限に抑えることが可能となるため、海外では体外受精をする場合はだいたいセットになっているとこが多い。
染色体異常の有無は、受精卵の見た目の良し悪しとは関係ない。
日本でも、受精卵の見た目だけの判断によるグレードに頼った闇雲な移植が減ることを祈るばかり。。。
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②羊水検査など、出生前診断をしなくて済む
妊娠初期〜中期の前半にかけて、胎児の染色体異常を調べる出生前診断や羊水検査を行うか判断することになる。
仮に検査で何らかの異常が見つかった場合、妊娠を継続するか否か、夫婦は非常に難しい決断を迫られることになる。
検査結果が出るまで、また、検査をしないと決めたとしても、不安を抱きながら妊娠生活を送ることになるが、もし着床前診断をしていれば、すでに染色体異常がないことは判明しているため、これらの検査は免除され、安心して妊娠生活を送ることができる。
着床前診断では、受精卵の一部の細胞を採取して直接検査をしているため、血液や羊水による間接的な検査となる出生前診断や羊水検査より確実だからだ。
①も②も共通して言えることは、
妊娠生活を比較的安心して送ることができるということ。
これは、妊娠中のストレスを少しでも抑えて、ゆったりとした気持ちで生活することは、母体にも、赤ちゃんにもとても大切。
お金はかかったけど、着床前診断をしてよかったなと、改めて実感してます。
以上は、あくまでも私が個人的に感じたメリットだけど、ご参考までに紹介します