告知が『介護アロマセラピスト』としての豊富な臨床経験に基づくものが多くて、そう言う方を対象としたアロマケアしかしていないのか?と、思われがちかもしれませんが、実は、妊産婦ケアも、メンタルケアも、エステティックも、リラクゼーションもしています。

 

今日は、妊産婦ケアの話。

 

妊産婦ケアと言うと、マタニティアロマのマッサージをしていると思われがちですが、合ってますけど、それだけではありません。

不妊治療を受けている方のメンタルケア、血圧が不安定になりがちな妊娠初期のメンタルケア、安定期から後期のボディケアやエステティック、産後のボディケアケアやメンタルケアと、承ることができます。

 

そもそも、私のアロマセラピストとしてのコンセプトは『Lifetime with aromatherapy 』であり、人生のどのシーンにも寄り添えるアロマテラピーを目指しております。

それでも、これまでにご縁がいただけたのが、高齢者施設だったり、緩和ケア病棟だったり、で、産科、婦人科、小児、幼児などへアロマケアを行っていくご縁がない状態でした。

いまは、その時期なのだろう。と、高齢者施設、緩和ケア病棟と経験を積んできましたし、その経験ゆえに、高齢者ケアなどのセミナーを担当させていただく機会もいただけました。

 

そんな私が、なぜ、いま、妊産婦ケアをやってる!と大きな声で言おうとしているのか?

 

それは、妊娠出産は、やっぱりハッピーなことばかりではなく、生と死が折り重なる命の現場であると思うからです。

 

緩和ケアやターミナルケアと比べると、生まれてきてくれる命の方が多いかも知れませんが、一方で、妊娠できない(不妊) 、産めない(不育)、頑張ったのに!(死産)そんな人のケアはどうしているのだろう?とも思います。

 

そもそもの出発点が、自分の化学物質過敏症(脳の誤作動)による症状で生活の質が下がるのを少しでも緩和できたら!と言う思いからなので、嗅覚と脳に関する研修は多めにしてきました。

その為、認知症のように脳の機能低下による周辺症状への対応、自閉性のあるなしに関わらず、感覚過敏、鈍麻、発達の順序の違う小児へのケアと研修をしましたが、もっと根本的に、これから母になる『お母さん』をケアを受けていただきながら、嗅覚と脳、皮膚と脳の関係を体感していただき、子ども達への良質なケアがお母さんから繋いで貰えるといいな。と、思い始めました。

だから、人間関係の一番中心、核となる『お母さん』をケアさせていただきたい。

 

プライベートサロンだからこそ、他の人、他の妊婦さんの目や上の子などを気にせず、くつろぎに来てくださることをご提供しています。

眠り足りない方は、施術中、お休みになる方もいらっしゃいます。

 

ホリスティック・アロマテラピーは、いい香りのする何かでマッサージをすることではありません。むしろ、マッサージはしなくてもいいです。アロマテラピーは、嗅覚を養生する「芳香療法」いろいろなご利用方法があるのもプライベートサロンの良いところです。