テロの脅迫に勝利した日本政府とヨルダン政府 | タマタマ来ただけ~中国教育事情と社会をお伝えします~

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中国で日本語教師をしていたタマのブログ
2014年7月帰国しました。

中国の某地で日本語教師をしていたタマと申します。
教育という観点から見えてくる中国の生の姿をお伝えしたいと思っています。

 GOTOさんなのかJOGOさんなのか、名前もはっきりしない人でしたが、ISILに誘拐されていた人質が殺害されました。 まずはご冥福をお祈りしたいと思います。

 残念ながら、10分あたり300万円とも言われる取材テープを作るために、つまりは金儲けのためにあえて危険地帯に入りこみ、人質となったことには同情はできません。

 身代金を払わなかった日本政府の対応は正しかったでしょう。 菅官房長官の会見から、日本側は交渉の働きかけもしなかったこともわかりますが、テロに屈しないためにも、交渉すらしない、つまり「無視する」ことも重要なのだろうと思います。
 武力という後ろ盾を持たない日本が、なんでも「話し合い」をすればいいというわけではありません。
 こまったISILはヨルダンを巻き込んだ揺さぶりをかけてきましたが、ヨルダン川の人質であるパイロットの安否を明確に求めたヨルダン政府の対応も正しかったですね。
 そもそも日本人のためにヨルダンの死刑囚を解放するいわれもなかったわけですが、いずれにせよ、日本政府とヨルダン政府は、テロ組織に勝利したといえるでしょう。

 実は一番危惧していたのは、日本人の人質のために、ヨルダンの死刑囚が解放されるという事態でした。
 もし、日本人とヨルダンの死刑囚が交換されていたら、その後必ず起こるだろう事件が簡単に予想できます。
 オウム真理教信者による、第三国における第三国人の拘束と、人質と麻原なる人物の交換の脅しです。
 日本人とヨルダンの死刑囚の交換が行われていれば、上記の要求を拒否することは日本にはできなくなってしまうでしょう。
 オウム真理教のような集団であれば、このようなことは簡単に考えることです。
 もちろん、日本政府もそれがわかっていてヨルダン政府に実質上たいした働きかけをしていなかったと思いますが、日本の反日勢力や反日マスコミにはここまで思い至れない、いやわざと無視をしているのでしょう。
 ヨルダンの死刑囚と日本人が交換されるなど、そもそもありえない事態であったということを認識しておきたいです。

 さて、今回の事件、一番悪いのは二人の人質を誘拐し、殺したISILであるということです。
 殺人犯がAを殺し、殺すきっかけはBが作った、だからBが罪を問われるべきだ、などという論理は成り立ちません。
 しかし、これのわからぬマスコミ、野党は、まさに日本政府憎しの「反日勢力」としかいいようがありません。
 また、この事件で「9条」だの「集団的自衛権」だの言っている連中は、何をかいわんやです。


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