たくさん記事が出てる中、otona salone さんの記事は面白かったです。
わたし的にはいろいろと刺さるものがありました。
全文は otona salone さんに飛んでいって読んでください。
『美しい彼』萩原利久&八木勇征が“ひらきよ”から学んだ「愛のカタチ」って?|OTONA SALONE[オトナサローネ] | 自分らしく、自由に、自立して生きる女性へ
――萩原さん、八木さん、お二人の仲の良さは『美しい彼』ファンにはおなじみですが、役者として人間として、知れば知るほど好きになったところはありますか?
萩原利久さん(以下、萩原)「僕は、勇征のように朝から夜まで続く撮影の時にずっと100で居続けられないタイプ。ないものねだりなのかもしれないけれど、僕は切り替えないと持たないから、役者としてそんな風に取り組めるのは本当に羨ましいです。
100を出し続けられる圧倒的なパワーと体力がある人で、現場を引っ張る一つの大きな要素になっていたし、勇征の存在にすごく助けられました。人間としては、前よりもっとよく食べるようになったところかな?」
八木勇征さん(以下、八木)「ずっと食べてたかも」
萩原「食べてたし、なんか食べさせたくなっちゃうんだよね(笑)」
八木「逆に利久はちょっと食が細くなってきたような……。変わってない?」
萩原「若干あるかも」
八木「胃もたれとか気にしてたよね(笑)」
萩原「ちょっと顔まわりが気になった時期があって……」
八木「ほんのちょっとふっくらした時期があったね(笑)。ガラッと変わるスイッチを持っている利久が役者としてすごく羨ましくて。スイッチオンで100の状態になった時のギャップに圧倒されるし、尊敬しています。人間としての魅力はすごくフレンドリーで明るいところ。シーズン1の頃から太陽みたいに現場を照らしてくれる存在でした。
自分の好きなことにストイックなところも好き。スポーツが大好きで、自分が応援しているチームにすごく尽くすタイプ。その尽くし方が本当にすごいんです。役者としても人間としても印象は最初からずっと変わらないけれど、変化があるとすればより好きになったというくらいかな」
萩原「ありがとう〜!」
――もどかしいながらも愛を紡いできた平良と清居。愛について“ひらきよ”からどんなことを学びましたか?
萩原「真っ直ぐでいけば成り立つということ。平良も清居も愛という面では究極に真っ直ぐです。それに加えて大事なのは伝えることかなって。いくら愛情を持っててもうまく伝わらないことで関係が変わっていくことって結構あると思うんです。
平良と清居は拗らせがちだけど、何とかして伝えようとする意思だけはとても強くて。だいぶ回り道はするけれど、濁りのない真っ直ぐな愛を持ち続け、最終的に伝えることができて通じ合った二人から、伝えることの大切さを学びました。
平良と清居はかなりめんどくさいパターンだとは思います(笑)。でも、濁らなければちゃんとなるべき形になるし、結果、届けられることも見せてくれました。伝える努力って必要だと二人を見ていると強く感じます。
八木「平良と清居の愛って一見違うようだけど、『存在を愛している』という印象を受けます。好き、愛しているというシンプルに分かりやすい気持ちを持っている二人だなって。
清居は自分を神として信仰する平良の気持ちを理解できないし、恋人として対等な関係になりたいと思っています。でも、平良にはそれはできません。思いや考え方の根本を変えるのはすごく難しいし、特に平良は頑固で変わらない。だから一緒にいるためには自分が変わらないといけない、根本を変えても一緒にいたいという執着のような気持ちがあるということを清居から教えてもらった気がします」
――平良が作っていた清居の祭壇も、相手を好きなら受け入れられますか?
八木「最初はびっくりすると思うけれど、平良と清居を見てきた今なら、こんなに好きでいてくれるんだって思えるかもしれないです」
萩原「本当??」
八木「びっくりはすると思う。それでも実際に受け止められる気がするんだよね。利久はどう?」
萩原「確かに、平良と清居を見てきたから受け入れられるかも…とは思うけれど、実際疲れるんじゃない?」
八木「僕はそれが清居を演じて知った新しい気持ちだった気がしているんだよね。こんなに好きでいてくれるのはシンプルにうれしいことだって」
萩原「新しい発見だね。平良と清居を見ていると、もうちょっと簡単に伝えられればこんなに拗れることはないのにって思う(笑)。でも難しいからこそ届いた時の一発がすごいのかもしれないとも思うんだよね」
八木「確かにそうかも!」
――先行上映会などで劇場版をすでにご覧になった方の反響もすごかったです。
萩原「本当にすごかったです。皆さんの熱が!」
八木「あと、いい意味での圧もすごくて。『私たちはあなたたち二人を観に来たんだからね!』という視線を感じて圧倒されました。大阪での舞台挨拶での『めっちゃ好き』というセリフを大阪弁で言うコーナーでは、ファンの人たちに向けて言った時よりも、僕が利久に向けて言った時のほうが、みんなが“キャー”って盛り上がってくれて」
萩原「あの盛り上がりはすごかった。でも、本当に作品を好きだという気持ちがストレートに伝わってきて、すごくうれしかったです」
――”ひらきよ”のやりとりを見ているだけで幸せなんです(笑)。リピートする方もたくさんいると思うので、「ここに注目すると面白い!」というニッチなポイントを教えてください。
萩原「実は髪を切りすぎた時があって(笑)。何回もリピートしてくださるなら、僕の髪の長さで撮影順を想像するのも面白いかもしれません」
八木「あははは。でも、分かる人には分かりそう!本当に細かいところまで楽しんでくださる方が多いので」
萩原「リピートしすぎて見るとこない、という時にだけにぜひ(笑)。あと、僕、途中で2キロ体重が増えています。本当にちょっとだけ」
八木「言われてみないと分からないくらいだけど、ちょっとね(頬のあたりを触りながら)」
萩原「頬がちょっと膨らんでいます。お菓子食べすぎちゃって…」
八木「誰のせい?」
萩原「勇征のせい。だってすすめてくるから」
八木「おい!でも『これ、おいしいよ』って感じでね、ゴメンゴメン(笑)」
萩原「僕がちょっとふっくらしたシーンを探してください。注目してくださいとは言いませんが、本当にもう見るところがないよってときにだけ(笑)」
八木「リピートでの注目ポイントは、最初と最後のシーンです。『美しい彼』ならではのこだわりが詰まっているので、リピーターの方には何か感じ取ってもらえるんじゃないかと期待しています」
――“沼ハマり”を続出させてしまう『美しい彼』という作品の魅力はどこにあると思いますか?
萩原「どんなところにあるんでしょう?」
八木「純愛物語だよね」
萩原「本当に真っ直ぐでピュア。こんなにたくさんの方に愛されていることについては驚いているというのが正直な気持ち。でも僕なりに考えた愛される理由は、良いものを作りたいという熱量やこだわり、丁寧さや一生懸命に取り組む気持ちがたっぷりと作品に詰まっているからなのかなって。
一生懸命取り組めばちゃんと見てくれる人はいる。それを実感として得られたことは僕が今後役者として作品に携わっていくうえで、モチベーションにもなるのかなと思っています」
八木「凪良ゆう先生の原作あってこそだし、その原作をドラマや映画にするために集まった監督、脚本、キャスト、スタッフによるチームが本当に運良くハマって出来上がった作品です。奇跡的なタイミングで素晴らしいメンバーが集まって本当によかったし、そんなところにもエモーショナルさを感じたりしています。作品の魅力はやっぱり全部って言いたいです!」
――平良と清居。役への思いもお聞かせください。
萩原「平良は本当に鈍感で、わがままで、手のかかる子だと思います」
八木「本当だよ(笑)」
萩原「だからこそ演じるのはすごく楽しかったです。シーズン1では清居への想いは一方通行。ファンや推しという対象で、平良は遠くから見ているだけで自己完結できる世界にいました。でも、恋人になったら、自己完結の好き放題ではなくコミュニケーションをする関係性になります。
自分の気持ちは変わっていないのに、コミュニケーションをしなければいけない状況は平良にとっては試練。その表現は僕にとっても試練で、日々頭を使いながら試行錯誤しました。酒井監督や勇征とたくさん話しながら演じました。正直、シーズン2以降、ここまで難しくなるとは思っていなくて……」
八木「いや、本当に難しかったと思う」
萩原「一つの役とこんなに長い間向き合うことはなかなかないし、シーズン2から演じる難しさも感じた役だけど、平良にはシンプルに頑張ってほしいという気持ちです。応援したいです!」
八木「最初の頃の清居はクールで無口でツンツンしている印象でしたが、新しい台本が届き、物語が進むにつれて『めっちゃ乙女だ!』って思っていました。本当にピュアだし、好きなものに対して好きとうまく表現できない不器用なところもすごくかわいらしくて。
譲れないものは清居の中にもあるけれど、一番好きな人に対しては譲ってしまうところは健気ですよね。恋人として対等でありたいと願い、平良を引っ張り上げようとするけれど頑固でなかなか上がってこない。だけど、平良が落ち込んだり、悩んだりしていたらそっと寄り添ってしまう。平良に対しては常に甘々です。自分の気持ちより相手の気持ちを優先する、そういうところも含めてかわいいキャラクターだと思います」
萩原「清居もそうだけど、平良の周りには素敵な人がたくさんいます。だから平良は贅沢に悩めるのだと思います。清居は社会に出て一歩ずつ進んでいる印象があるけれど、平良に関しては本当に進まない。進まないどころか動こうとしないから、全く変わる様子がありません。でも、変わらないからこそ二人のしょうもない喧嘩、簡単なのに難しくする”お得意芸”が劇場版でも引き続き楽しんでもらえると思っています」
八木「本当に頑固で変わらない平良だからこそ、ほんのちょっとの変化、変えようとする気持ちがちらっとでも見えると清居としてはめちゃくちゃ愛しいし、うれしいって感じちゃうんでしょうね。やっぱり清居は平良には甘い(笑)」
――萩原さんはシーズン1で目線を意識した演技をしていたとのこと。シーズン2、劇場版でも同じように意識していましたか?
萩原「ベースは変わっていません。でも、意識の仕方は変わったと思います。シーズン1は言葉を発する機会が少なくて、モノローグが多め。だから目線が言葉以上に大事でした。シーズン2、劇場版ではだいぶ直接会話ができる状態になってきたので、目線に加えて言葉の伝え方もポイントになっていました」
――萩原さんの目線について八木さんは以前「目の温度が36.5度」とおっしゃっていましたが、劇場版では温度の変化は感じましたか?
八木「シーズン2の最後は清居に対する表情も含めて全然違うと感じていました」
萩原「何度くらいに感じた?」
八木「大事なシーンの時は48.5度!」
萩原「熱いね〜!」
八木「激熱だった。さらに目にキャッチ(光)が一切入らなくなる時もあって。劇場版だと廃工場のシーンでの目。自分が敵と認識している人に向ける目は、本当にすごくて。温度が上がっているというよりも怖いくらいの黒さ(の瞳)になるし、強さを感じるというか……」
――違う映画が始まったのかと思うくらいのスイッチでした。
萩原「確かに、別のジャンルの作品のようなシーンでした(笑)」
八木「本当に。平良の目線と温度は劇場版でも注目ポイントかもしれないです」
――ドラマを観てから劇場版を観るとより世界観を深く楽しめるとのこと。シリーズを通してお二人の心が揺れた、感情が動いたポイントを教えてください。
萩原「シーズン1のラストです。シーズン2以降はもうある関係の中で二人がどう進んでいくかという話なので見届ける感じだけど、シーズン1のラストはカスリもしなかった二人の気持ちが通じ合うところ。いろいろな感情があのシーンに集約されていた気がします。感情爆発って感じでした」
八木「平良が清居の写真を同じステージで撮りたいと言ってくれたこと。シーズン2のラストは清居としても僕としても本当にうれしかったです。恋人になってからずっと平良にそうなってほしいと何度も何度も引き上げようとしたけれどダメだったので、『やっと!』という感じでシンプルにうれしかったです。グッと掴まれた感覚です」
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利久くんも勇征くんも次の作品や次のステップに進んでいるのに、
私はどっぷり『美しい彼』の沼の底の住人してます。
でもこうやって沼に沈んでいられるのも幸せだなって思えます。
otona salone さんのグラビア写真もいいですね。
誰が何といおうとも、『ひらきよ』から派生した『ゆせりく』の距離感が好きなんです。
ずっと見てたい。
思うんだけどさ、利久くんはもうちょっとふっくらしててもいいような気がする。
細いよね。
てか胃もたれをきにするような年齢じゃないでしょ。
ファンの人たちに向けて言った時よりも、僕が利久に向けて言った時のほうが、みんなが“キャー”って盛り上がってくれて
はい。
ファンが求めるのは 『ひらきよ』のやりとりなのよ。
第3者で参加するのでなく、
「家政婦は見た」のごとく、
二人のイチャコラの世界を物陰からそっと見させてもらえたらそれが幸せなのです。
あー、、、映像見たかったな。