達して、少し眠って。
また目覚めて、ジュンスを求めた。
優しいジュンスの腕。
優しく優しく俺を抱く腕。
俺の体に負担にならないように、壊れ物を扱うように抱いてくれる。
もっと激しくしてもいいのに。
無理したっていいのに。
ホントに・・・バカだな。
「ジュンス、、、カーテンが開いてる・・・」
ジュンスの腕の中で、ゆっくりと部屋を見渡した。
まだ 窓の外は暗い。
「よかった、、まだ夜だ。早く閉めとかなきゃ、、」
体を起こそうとしたら、ジュンスに腕を取られる。
「いいんだ。そのままでいい」
「だって・・・・それじゃ、、、」
優しく笑うジュンスが、見る間に涙で霞んでいく。
「ジュンス、、、、ごめ、、ん、、、、、、」
「どうして 謝る?」
「だって、、、だって、、、、っ、、」
「オレがお前といたいんだ・・」
ジュンスの笑顔が胸にくる。
涙が溢れて、ポタポタと顎の下から滴る。
唇を噛みしめても、手でいくら拭っても 涙が止まらない。
お前、、、朝日を浴びたら、、、、灰になるんだろ?
ジュンスが俺を抱きしめる。
目から溢れる涙を口で吸い取る。
「ユチョナ、泣くなよ、、、萎 えるだろ?」
「、、、バカ、、、、、」
「ここは笑うことだぞ?」
「、、、、ホント、、、、お前、バカ、、、、」
俺はジュンスの体をギュッと抱き返した。
あぁ、、、、もうすぐ、、、、朝が来る。
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