シアキュラ .86 | チョンサXIA ブログ

チョンサXIA ブログ

JYJ大好きだよ。
いつかのその日まで。
ゆせりく どハマり中。




あの日。
ベットまわりを片づけて車に戻ると、ユチョンがグッタリと横たわっているのが見えた。
本人は眠っていたと言っていたが・・・

ユチョンの胸もとは、強く握ったシワがついていた。
それなのにユチョンは笑顔を見せた。


・・・愛しかった。

こんな愛しいものが他に存在するか?

ユチョン、一人で怖かっただろ、、
これからは ずっと一緒だ。
お前の恐怖も一緒に抱え込んでやる。


軽い体を抱き上げ、ベットまで連れて行った。




この土地に帰って来て一週間が経った。
オレは まだ誰の血も吸っていない。


オレの腕を枕に背を向けるユチョンの体を包み込むように抱きしめる。
首の後ろに唇を押し当て、手の指を絡めた。


「ジュンス、、、、」
「ん?」

「ありがとう・・・」
「何がだ?」

「家に帰れて嬉しい・・」
「そうか、、、」

「・・・・・ジュンス、、、」
「ん?」


ユチョンの指がギュッとオレの手を握り、ユチョンの胸元に強く押し付けられた。


「俺の血・・・・・吸ってくれないか?」


ユチョンの口から久しぶりに聞く言葉。
何度も拒絶した言葉。


「ジュンス、、、血の交換が出来ないなら、お前の手で終わらせてくれ。
 俺にはもう旅は無理だ。
 けれど、、、お前を見送ることも出来ない。
 俺から去るお前を見たくない。」


ギュっと身を固くさせるユチョンをそっと抱きしめる。


「ユチョナ、、、どうしてお前から離れることができる?
 どこまでも一緒だ。」


オレの言葉を聞いて、ユチョンが振り向く。
その目は シットリと潤んでいた。


「いいのか?」
「あぁ、、、、オレは長く生きすぎた」


ユチョンの頬を手で包むと、嬉しそうに頬を緩ませた。




オレたちは終わるんじゃない。


二人で始めるんだ。




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。





 



もう終わると言いながら、ダラダラ書いててすみません (;´▽`A``


てか、明日UPできるかわかりません。
ファンミの動画のコマ送り作業をしたい・・(笑)

22時にUPされてなかったら、間に合わなかったと思ってくださいww