まだ・・海霧ってます。 | チョンサXIA ブログ

チョンサXIA ブログ

JYJ大好きだよ。
いつかのその日まで。
ゆせりく どハマり中。




ヨロブン あんにょん ^^

私・・・まだ 海霧ってます。
映画を見て、こんなに引きずってるのは 『 セブン 』 以来かも。
あの映画も相当、心にドーンと来たけど・・

考えちゃうんだよね。
意味を。

ま、それで ちょっと今さらだけど ユチョンのインタビューとか、動画とかを振り返ってた。


あ、ネタバレですので これから見られる方は 読まないでくださいね。



 



最初の方は、船内での日常が描かれてて、
ここで、船員の性格とか 元の人物像(後半 壊れていっちゃうから)が表現してあるんだよね。

船長は 「大漁でありますように・・」 とかって、願掛けっぽいものしてるし、
船をとても大事にしてる。借金してまでも、その船に執着してるっていうか。
でも、ドンシクが網に足を絡ませて、網を巻き上げる機械に挟まれそうになったのを、
チューブをぶった切ってまで、助けたりとか・・ 船 大事にしてるのに。
ドジったドンシクを誰も怒ったりしないの。
船長の懐の大きさと、海に生きる男のプライドと、それと やっぱり 船への執着を感じたね。

てか、家に帰ったら 奥さん 間男に乗っかってアンアンしてんだけどww
これ、結構 衝撃だった。
アレ、棒を抜いたよね? いや映画だから本番はしてなんだけど、腰のどけ方がリアル・・ってどこ見てんのって感じだけど(笑)
旦那の目の前でティッシュで股拭いたー!ゴミ箱にポーイ! ∑(゚Д゚)  
これ見た時に、これが R-指定?って思ったのよ。違ったわね。

ドンシクもおばあちゃんが待つ家に帰るんだけど、
その歩き方や、背中が ユチョンじゃないのにビックリした。
おばあちゃんの前では可愛い孫。

てかね、この船員のキャラが・・・
超~女好きの先輩と、欲(お金や女)に忠実な先輩が・・・私、ちょっと受け付けないww
このね、女だったら誰でもいい的なね。
密航者の女とも船の中でやっちゃうんだけどぉ・・
「先輩!ケツ見えてますけど!」 ∑(゚Д゚)  心の中で私、叫んだ。あ、間男もケツ見えてたな。
ここらへんの描写が マジでリアルっていうかね。
それ もう一人の先輩 覗いてるし。
あ、男の人ね・・途中だったけどアレは大丈夫なもん?(笑)
てか、これ見てて ジュンスのジュンスは通常版で収まったのか・・そんなことを考えてましたww

それとね、船酔いには 血を抜くといいんですか?
ドンシクがホンメの指を切ったのにも驚いた。
その後の、ラーメンのくだりが可愛かったな。隣に座ろうとして、気を使って離れて座ったり・・ウブか。
船乗りの男が作るラーメンには、卵と 唐辛子とカニ が入っている。
これラストシーンに繋がってたね。

と、ほのぼのしてるのは ここら辺までだったね。

海洋警察の人とのやり取りしてる間に、魚艙に隠れてた密航者がみんな死んじゃって。
船の冷凍機?が故障してガス漏れしたんだよね。
下ろしてたハシゴを上げたら先が死んだ人の頬に当たってて・・・怖かった。


こっから 海霧の世界だよね。

霧に包まれて方向感覚を失ったのは、
船なのか。
人間なのか・・・・


死んだ人を 包丁でさばいて、魚に食われるように海に捨てる。
ここから みんな少しずつ壊れてく。
先輩、嗅覚で女を探す。←怖いって(泣) 私も身を小さくして見つからないようにしてた。だってマジ怖い。

ドンシクとホンメの隠れてる目の前で、船長が機関長を殺して・・・

その時の ドンシクとホンメの泣き顔が。
声や音を出したら、バレて自分たちも殺されちゃかもしれないから、
嗚咽をこらえ、何度もホンメの口をドンシクが塞いで・・・見る方も苦しくて。
そのまま ベットシーンなるものになるんだけど・・・
二人とも泣きながら・・・とてもじゃないけど、その行為は快楽を追うようなものじゃなくてね。
常軌を逸した光景から、自分を救う行為(狂わずにいられる)っていうか、
死を見て、自分が生きてると確認する行為ていうか、
きっと、、、あの場面では、
死、恐怖、狂気 といったものから、自分を守る・逃れる のにそれ以上の行為はなかったんじゃないかなって。
結局、人間も動物なんだよね。
あ、言ってることわかる?うまく説明できない。

でも その後からドンシクめっちゃ強くなるんだよね。
守る存在があるから、強くなったのか。
自分を正常に保つために、守っているのか。
ま、そこには愛もあるだろうけど、純朴な役だしね。
陸に上がったら、嫁にするとまで言って・・・

もう先輩が ホンメとヤルんだって、めっちゃ怖いの。
オレだけヤッテないって。
追いかけて、襲って殴られて、女好きの先輩まで殺しちゃって。
最後、船が沈没するってのに、最後まで 「ホンメ・・」 って女を探してるの。
もう・・ホント狂ってる。

みんなで殺し合い。

船長も最後まで 船を守ってた。
もう沈んでるのに、誰もいないのに・・・・船と一緒に沈んでいった。

結局、生き残ったのは ドンシクとホンメだけ。
砂浜に打ち上げられて。
結局、ホンメは ドンシクを置いてどっか行っちゃうんだけど。

ホント・・・壮絶だった。
眉間にシワが寄りっぱなし。

思ったんだ。
結局 ドンシク以外の船員は死んじゃうんだけど、ある意味 死んで救われたところもあるよねって。
だって、あの記憶を持ちながら生きるのってツラい。
法で裁かれたとしても、普通には生きられない。

ホンメがドンシクを残して去ったのは悲しかったけど、
忘れなきゃ前に進めない気がした。
二人でいたら、前には進めない。
お互いが生きる証人なんだもん。

この後、どうなるんだろって思ったら、いきなり 6年後だった。


工事現場で働くドンシク。
食堂で座るドンシクの目は、生気があるようなものじゃなくて。
6年 ってことは、法で裁かれてない?逃げれたのかな。
でも、誰に裁かれてなくても罪は背負ってるんだよね。

で、食堂の少し離れた席に ホンメらしき人物がいて、ドンシクは気づくんだよね。

子供が二人。
一瞬、ドンシクの子か?って思った。
でも下にもう一人いたから、ちゃんと地に足をつけて生きてるんだなって思った。
女って強いよね。
特に子供が出来るとね。
でも ラーメンの注文の仕方見て、ホンメの中にはドンシクも生きてるんだって思った。

うまいこと お店のおばちゃんの体に隠れて、ホンメとドンシクは顔を合わせることはないんだけど、
上の子供がドンシクと視線を合わせて終わり。



はい、放心状態で帰宅っすね。


 




昨日書いた、

人間の欲には 7つあるんだって。
食欲、金銭欲、物欲、色欲、権力欲、名誉欲、睡眠欲 。

この映画、人間の素っていうか、欲っていうか、
それぞれの人物像の人間性がよく表現されてる。
平常心が失われた空間の中だから見えるものや、日常に潜んでるもの。

私は・・・女だと 感じました。



『 欲 』 ・・・人間の本質を隠しなく描かれてると思いませんでした?

海洋警察の人も、権力を振りかざしながら、お金受け取ったし。
船長も あそこまで船に執着しなかったら、ここまでの惨劇はなかったかもだし。
先輩たち性欲凄かったし・・・
人間て逃げ場を失ったら怖いね。
追い詰められたら動物だねww 究極、ヤルかヤラレルか。


私が自分を 『 女 』 と感じたというのは、
性処理やそれ目的に男に追い回されるのは恐怖に感じたんだよね。
ホント怖かったし、すごくイヤだった。
男の前では女の存在って・・・て悲しくなったけど、
女でも、船長の奥さんや 密航者の女 みたいに軽く足を開いちゃう女もいるんだよね・・

で、最後の子連れホンメ。
女はやっぱ生物的に男より強い生き物だと思ったわけで。
生きていかなきゃいけないし、子供を守るためなら、手段は選んでいられないよね。
母になるとさらに強くなるっていうww
男の人って、失恋とかしても 引きずる人 多いって聞くけど、
女の人って、けっこう気持ちの切り替え早いよね(笑)


最後に願ったんだ。
ドンシクが 幸せになれるようにと。
記憶は消せなくても、
相手がホンメじゃなくても、
人を愛して、愛されるようになって欲しいって。
だって 人生を悟るには、まだ若い。
食堂でホンメと子供を見たのが、いいきっかけに 前に進めるようになって欲しい。
虚ろな表情じゃなくて、目に生気を宿して欲しいって。


よし。
これで 私の中の この映画も少しは消化できたかな。
機会があれば、もう一度見たいけど。
いろんな事を感じて、考えた映画だったな。




舞台挨拶やショーケース、メイキング 等の動画見て、私 戻ってこられました。
船長役の俳優さん、めっちゃ明るくておもしろい おじさん(笑)
先輩も普通の人だった(笑) ←安心したww













JYJ が過ごしてきた6年、いろんな事があったでしょ?
ジュンスは それを 歌やミュージカルに生かしてると感じる。
この映画見て、ベットーシーンのとこね、ユチョンにもこういう時期あったんじゃないかなって思った。
生死じゃなくても、精神的に参って、その想いをどこにぶつけたらいいのか、
恐怖と不安に心が押しつぶされそうになった瞬間が。
ま、それは 私のユス脳みそで考えますとね、
ジュンスをめちゃくちゃに行為しちゃった時もあったんじゃないかなって・・・え?ww
そこに愛はあるけど、ただ欲のままにっていうかww
強い刺激を求めて・・・・あ、もうこれくらいにしときます(笑) ←最後こんなでいいのかww