幸せで。
ユチョンと過ごす時間が楽しくて。
僕は、僕の世界の時間を生きた。
大事なモノを失いつつあることに気づきもしないで。
「おはよ、ジュンス、ユチョン ^^」
なおちゃんの声がする。
目を開けて、返事をしようと思った。
なのに、うまく声がでなかった。
体も・・・・硬い。
「まだ寝てるの?最近ずっと寝てる。・・・つまんないの・・」
なおちゃん!
大きな声で叫んでみるのに、届かない。
僕の体・・・・人形になってる?
やだ・・・
そんなの・・・やだ、どうしよう。
僕はお腹にチカラを入れて叫ぶ。
「なおちゃん・・・」
小さな、小さな声。
これが僕の声?
あんなにチカラ入れて叫んだのに?
泣きそうだった。
「あ、起きた?ジュンス、たまには起きててよ」
「・・・ご、めん、、、」
掠れたような小さな僕の声。
「ジュンス、風邪ひいたの?声がおかしいよ?
もう・・・ユチョンと二人で何で裸なの?」
「・・・・////// 」
「だから 風邪ひいちゃったんでしょ?服着なきゃね」
なおちゃんが僕と、ユチョンに服を着せてくれる。
体がうまく動かせなくなってる・・・僕。
なおちゃん・・・僕、どうしたんだろう。病気なの?
怖くて、ユチョンに手を伸ばす。
ユチョン・・・ユチョン・・・
「はい、調子悪そうだから、ちゃんとお布団で寝てるんだよ?」
僕とユチョンはベットに寝させられた。
そのまま 僕は動けなかった。
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「ユチョン、、、僕っ、、、怖いよ、、」

そして、なおちゃんに お着替えされた二人。
今日は 着ぐるみ姿。
