「ね、おかあさん、あれなぁに?」
「え?・・・・」
陽菜(ひな) が指差した方向。
タンスの上に、それはあった。
「・・・懐かしい・・・・」
それを見た瞬間、心が温かくなると同時に切ない気持ちも湧き上がった。
背伸びをして、そっと手に取る。
「おかあさん、みせて。」
「ん、ちょっと待ってね」
宝物を見つけたような、初恋の人に会えたような・・・
懐かしくて・・・・
「おかあさん ないてるの?」
「うん・・・・うれしいの」
机の上に置いて そっと、側面の壁を外してみる。
そこには 時が止まったような空間があった。
「わぁ、、おにんぎょうさん!」
感嘆の声を上げる陽菜の隣で、私は 人形に話しかける。
「ジュンス、、、、久しぶりだね・・・」
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はい、私の書く お話で初めて ヨジャ出てきましたよ。
陽菜のお母さん、 『 なお 』 の子供の頃の話を書きました。
子供の 『 なお 』 と、人形のジュンスの ほのぼの可愛いお話です。
ユチョンは、後で登場します(笑)
ま、展開は荒く短編ですので、期待しないで 暇つぶしにで よろしくお願いしますです (;´▽`A``
「僕、いつまで寝とくの?」
