ユチョン・・・
本当にどうしたんだ。
オレの知らないところで何があった。
この街には来たばかりだから、正体がバレタとは思えない。
「ユチョナ・・言ってみろ。何があった?」
「・・・・・」
「ん?ユチョナ?」
目に涙を溜めたまま、オレの服をギュっと握って離さない。
まるで 親にすがる子供の様に。
伏せられた睫毛がしっとりと濡れて、目元を飾る。
可愛いユチョン。
話したくないのなら いい。
お前を不安にさせたのはオレだろう。
ユチョンをミッキーの身代わりにしたつもりはない。
けど・・ミッキーの生まれ変わりだと知って、考えが変わったのは事実だ。
何度か、ユチョンにミッキーを重ねて思い出したこともある。
気づかれてないと思っていたが、、、
でも それは昔の話だ。
いつの間にか ミッキーを思い出すこともなく、
オレの心の中には ユチョンだけがいた。
ユチョンが くったくない笑顔を見せてくれるのが嬉しかった。
同じものを見て、同じ時間を過ごして。
そんな毎日を一日、一日と重ねていく。
それが幸せだった。
ユチョンに出会う前のオレは、あんなにも 明日という時間を迎えることが苦痛だったのに。
ユチョン、お前がオレに優しい時間をくれる。
次はどこへ行こう。
明日は何をしよう。
ユチョンが隣にいてくれるから、明日という時間を迎えることができるんだ。
ユチョン・・・お前にどうしたらオレの気持ちが伝わるだろうか。
ユチョンを腕の中に抱きしめる。
抱いてほしいというなら、いくらでも抱いてやる。
お前が安心できるまで何度でも 愛してると言ってやる。
ピタリと閉められたカーテンの部屋の中は薄暗い。
オレたちの時間はいつも夜だ。
「ユチョナ・・・愛してる」
ユチョンの顎をもち、顔を上向ける。
限界まで膨れ上がった涙が頬に新しい筋を作った。
可愛いユチョン。
オレのユチョン。
涙を吸い取り、キスを落とす。
「もう泣くな。目が腫れるぞ」
「ジュンス、、、」
ユチョンが唇を重ねてくる。
少ししょっぱい味がするキスを甘いものに変えていく。
柔らかい唇。
温かな体。
オレの背中に手を回し、ギュッとしがみついてくる。
ごめんな、ユチョン。
ユチョンがオレに強く依存しているのはオレのせいだ。
仕事を辞め、社会との繋がりを断ち、
他人と深くかかわることもなく、
帰る家も持たず、旅を続けている。
ユチョンが頼るのはオレだけ。
ユチョンにはオレしかいない。
すまない、、、ユチョン。
でも、もう お前と出会う前の自分には戻れない。
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まつげ美人 ♡
今日は 参観日でした。
私は 人づきあいが下手な人です。
いつもそれで悩んでました。ん・・・過去形じゃないな。今も・・難しいな。
『広く浅く』 の お付き合いは苦手です。
『狭く深く』 それが自分です。
この人と感じたら、長く お付き合いするタイプです。
はぁ、、、久しぶりに凹むことがあって。
まだまだ 未熟な私です。
「元気ないの?」 私を 僕ちゃんは抱きしめてくれます。
ありがたいなぁ・・・と。
頑張ります。