オレのパパ.29 | チョンサXIA ブログ

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JYJ大好きだよ。
いつかのその日まで。
ゆせりく どハマり中。





ジュンスの家の窓から外を眺める。
空の色や、雲の形、風の匂い、毎日 違った顔を見せる。
今まで こんなものを ゆっくりと目に映したことがあっただろうか。


オレはウサギだった時、よく 外を眺めていた。
外の景色や、行きかう人たちを部屋の中から見ていた。
仲良く歩く人たちを見ては、、、いつかは、ジュンスと一緒に歩きたい・・・

そんなことを考えながらオレは 窓の外を眺めていたんだ。



オレが夢から覚めて、1か月近く経つ。
そう、ミッキーではなく、ユチョンとして オレは生きている。
もう季節は夏だ。


あの日、オレが ユチョンとして ジュンスと再会した日。

オレたちは、泣きながら二人で抱きしめあった。
生きていると、消えない存在だと、
その温もりを、手を取って、唇を重ねて、体全部で確かめ合った。

ジュンスは 温かくて、オレを優しく包んでくれた。

ジュンスの大きな黒目の中に自分が映る。
ウサギの耳もシッポもない ただのユチョンになったオレが その瞳に映る。
それが嬉しくて、嬉しくて、、、また 夢を見てるんじゃないかと思うくらい幸せだった。

ジュンスの口から 『 ミッキー 』 という名前でなく、『 ユチョン 』 と漏れる声。
オレを離さないと その小さな手が ギュッとしがみつく。


誰にも必要とされてないと思ってたんだ。
生きる意味がわからなくなってたんだ。
だけど、こんなにも オレを大事だと、必要としてくれる人が ここにいる。
自分の腕の中にいる。

ジュンスの瞳の中に オレが映ってる。
きっと・・・幸せで泣きそうな顔が映ってる。

愛してる。
心から そう思える人に出会えたんだ。


ミッキーがジュンスを見つけてくれたから、オレは ジュンスに出会えた。


なぁ、ミッキー、、、お前も幸せだろ?
オレの中で お前は生きている。
大好きなパパと これからもずっと一緒にいられるんだ。
同じ時間を、同じ早さで 生きていけるんだ。

ミッキー、、、ありがとう。
お前から 大事なことをたくさん教えてもらった気がする。
お前の分まで お前のパパを愛していくから・・・



 



「ユチョン」
「ん?」

「ちゃんと家に帰った?」
「うん、母さんが 今度は ジュンスを連れて来いって」

「うははww マジで?」


今、オレは 自分の部屋と ジュンスの家と行き来してる。
と言っても、夏休みをいいことに ジュンスのところに入り浸ってる方が多い。

オレは 夏休みが明けたら、大学へ復学する。
大学の事も、家の事も、ちゃんとした方がいいと言ってくれたのはジュンスだ。


『 ミッキーも ユチョンも 僕の大事な人 』
ジュンスの知っている オレは ウサギのミッキーで、
本当のオレじゃないと怖がるオレを、ジュンスは丸ごと受け入れてくれた。


オレは まだ弱い。
だけど ジュンスがいてくれたら 、もっと強くなれる気がする。




「な ジュンス、後で散歩行かないか?」
「お?いいよ」


ミッキーがしたかったことを してみる。
手を繋いで・・は できないけど、肩を並べて歩く。


ジュンスと。



「ユチョン これ、はい ♪」
「え?なに?」

「僕からのプレゼント ♪ うはんww」
「これ・・・・・」


袋から取り出したものは、、、、ピンクの長い耳。


「や~、だってさ。ミッキーに会いたくなって ^^」
「無理!オレ、マジで無理だから!」

「え~、せっかく買ってきたんだから~」
「どこで買って来たんだよww」

「ネット」
「ふはっww じゃ、ジュンス~ 頭出してぇ~」

「違うよ!僕じゃないって!」
「いいから!」


ウサギの耳をどちから付けるかで揉めるオレたち。
こんな姿見たら、ミッキーは笑うだろうな。




オレたちの物語は これからだ。



おわり。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



こんな終わりですみません。
最後、盛り上がりなく 終わっちゃった(笑)
チカラ尽きたww 毎日 暑すぎる。

ウサギのミッキーを書いてる途中にね、
ジェジュンの家に預けられてるシーンとか、
ミッキーが消えちゃうシーンを 思い描きながら書いてて、
それを ちょっと表に出したいな・・っていう思いから ミッキー視点を書きました。
ま、結果 このラストなんだけど(苦笑) 
その部分だけを 表に出したいが為だったので、思いのほか苦しみましたww


でも ユチョンも これから頑張って 前向きに生きていけること間違いなし ♪
ミッキーのチカラを借りて、ジュンスと共に ♡
たくさんの壁も障害も一緒に乗り越えていけると思います ^^


 


 
 


大人になった ミッキー。 「パパ 可愛い ♡」
 
 




結局 ジュンスが ウサ耳を装着(笑)

  
 


 
てか、ミッキーの読者の皆さま。
ホント 最後まで長い間 読んでくださってありがとうございました。



「俺 ずっと出番待ってたのに、、、」
 
 

 あ、、、ごめん(笑)