はぁっ、、、はっ、、 っ、、、、はぁ~ ・・・・・・・・
体が変わってから 大きく息をついた。
あっ!オレっ・・・・・オレ どうしよっ!
「な、、、な・・・・・おま、、、、」
オレは ジェジュンにシッポを揉まれ、大きな人の姿になってしまった。
パパに 何度も 人の姿になってはダメだと言われたのに。
ジェジュンを振り返ると、声が喉に張り付いたのか、目を真ん丸にして、固まっている。
あ、、オレの体!
もちろん 衣服もまとわない 裸の姿。
はぁっ、はぁっ、、、、どうしよっ、どうしよっ、、、
オレは慌てて 体を隠すものを探す。
クッションは小さくて ダメだ。
オレはテーブルの下に敷いてあった布を引っ張り、体を覆った。
無理やり引っ張ったから、テーブルの上にあったモノが、音を立てて落ちた。
でも、オレには関係ない。
見せちゃダメだ。
パパ以外には ダメだ。
どうしよう!パパ!・・・・パパ 助けて・・・・怖い!
体を小さくさせて、震えていると ジェジュンの声がした。
「な、、、、お前・・・・・みっき?え?・・どゆこと?え?」
パパ!パパ!・・・・助けて、パパぁ!
怖くて 怖くて、涙が溢れて来た。
家に帰りたい。パパの家に・・・・パパ・・・・ぅぅ、、、、
「お前・・・さっきまで、ウサギだった? え?これマジで?」
ジェジュンが近づいてくるから、もっと 布を引っ張ったら、また大きな音がした。
「あぁ!わかった。わかったから、落ち着いてくれ、、、な?
服がいるんだな?持ってくるからそこにいろ」
ジェジュンがドアを開けて見えなくなった瞬間に、オレは カーテンの後ろに隠れた。
このままの姿じゃ、どこにも行けない。
カーテンをグルグル体に巻き付け、小さくしゃがんで 震える。
どうしたら いい?
どうしたら ウサギの姿に戻れる?
そのうち、ジェジュンが戻ってきた。
「あれ?どこ行った?
お前・・・取り合えず、服を着ろ。
オレの服だけど、下着は新しいヤツだから。
飲み物の準備してくるから、ちゃんと服を着ろよ」
オレの方へ歩いて来た ジェジュン。
オレは 小さく小さくなって、震える膝を抱える。
足元に置かれた服。
ジェジュンがキッチンへと消えていくのを確認して、
カーテンの内側で 何とか服を身に着けた。
いつもは つけない窮屈な下着も ハーフパンツの下に履いた。
邪魔なだけな服も、一枚身にまとうだけで なぜか少し安心できた。
でも カーテンから出ることはできない。
だって・・・・怖い。
ウサギのオレには 優しかったけど、今のオレは ウサギじゃないから。
ジェジュンは オレが散らかしたテーブルを片づけ、コップを置いた。
その様子を カーテンから目だけ出して そっと見る。
「な、お前 もう服を着たんだろ?こっちに来いよ」
ジェジュンがオレに 話しかける。
けど、オレは返事ができない。・・・・だって 怖いから。
「俺が怖い?」 ジェジュンは顔をかしげて 優しい口調で話しかける。
「俺は 怖くないよ?お前が ミッキーなら、俺は 何も怖いことしないから」
オレは イヤだとわかるように 首を横に振った。
「ん・・・じゃ、お前は ミッキー?」
・・・・うん。 首を縦に頷いた。
「はぁ・・・・そうかぁ~・・・あっはww すっげーなぁ。
ミッキー、こっちにおいで。
俺は ジュンスにお前のことを頼まれてるから、絶対に変な事も 怖い事もしないよ」
オレは考える。
さっきは驚いた顔してたけど、今のジェジュンは 優しい顔してる。
大丈夫・・?
でも、体が動かない。
「それとも ジュンスに電話するか? ジュンスの声 聞いたら安心するだろ?」
パパに?
「ダメ!」 思わず声が出た。
「あっはww お前、しゃべれるじゃんww
あ~ でもなぁ・・・ジュンスに言われてるんだよなぁ。
ミッキーに何かあったら すぐに電話してって 。
だからぁ・・・・ 電話しちゃおっかな~・・・・」
「ヤダ!ダメ・・・電話しないで・・・」
「じゃ、こっちおいで」
オレは 恐る恐るカーテンから 出て、ジェジュンが指差すところから 少し離れた場所に座った。
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ジュンスに電話してもいいのかなぁ~?

ヤダ・・・だって・・・・だって パパに・・・

怒られちゃうもん・・・

あ、何か・・・・すっげ可愛い ミッキー (≧▽≦)
はい、久しぶりに 帰ってきました (;´▽`A``
まだまだ ジェジュンの家で チョンジェしております(笑)