「みっき・・ミッキー!」
僕は叫びながら目覚めた。
ミッキー?
キョロキョロ見渡してもミッキーの姿は見えない。
え?
僕・・・夢を見てた?
ベットには僕しかいなくて、部屋はシーンと静まり返ってる。
ミッキー・・・帰ってきたんじゃ・・・
ベットから降りて ミッキーの姿を探す。
「ミッキー!ミッキー!・・・・・っ・・・」
1人きりの部屋に ヘナヘナと座り込んだと同時に 涙がジワリと浮かんできた。
もう どこから現実で、どこから夢なのか・・・
ミッキーが帰ってきたのは 夢?
「っ、、、なんだ、、よ・・・・みっきぃぃ・・・・」
こんなに泣いて情けないと思う。
僕、、男なのに・・・
膝を抱えて小さくなってると、
「あれ?ジュンス起きた?」
「ミッキー!?」
ガチャッとドアを開けて入って来たのは、ミッキーだった。
僕はミッキーに駆け寄って 逃げられないようにギュっと抱きしめた。
夢じゃなかった。
よかった・・・
「ふはっww また泣いてんの?」
「どこっ、行ってたんだよ!」
「よく寝てたから、ジェジュンのところに ちょっと行ってきたんだ。
心配させてたと思って。」
「そんなっ、、何も言わないでいなくなるなよ!」
「ごめん、ジュンス・・」
「バカ!」
「うん・・・ごめん」
『ごめん』 と言ったミッキーの声が優しくて、
これ以上何も言わなくても わかってくれてる気がして
心がじんわりと温かくなった。
僕を包み込むミッキーの腕。
心地よくて、僕の居場所はこの腕の中だって思う。
ミッキーが好きだって思う。
「ミッキー・・・」
「ジュンス、オレはもうウサギじゃないよ。
ユチョンって呼んで。」
「ゆ・・ちょん? ミッキーじゃダメ?」
「ダメ。オレ ユチョンだもん」
「・・・ミッキーの方がいいのに・・」
今さら ユチョンだなんて 呼びにくい。
僕にとっては ミッキーは ミッキーなのに・・・
と、小声で口を尖らせた。
そんな僕を 笑いながら見るミッキー。
「じゃ、しよっか ^^ 」
「え?なにを?」
「交尾だよ、パパ ♪」
「っ!」
悪戯っ子のような顔をして、目を細めて笑ったミッキー。
「パパって呼ぶな!うははははww」
「ふはっ いつまでもオレをミッキーって呼ぶからだよww」
「うきゃんきゃんww」
名前や、姿は変わっても 中身は僕のミッキーだ。
ウサギ姿のミッキーには もう会えないと思うと寂しいけど
一緒に時を重ねていける ユチョンがいる。
ユチョンと同じ時を、
ユチョンと手を繋いで、
二人で生きていける。
当たり前のようなことが、こんなにも幸せなことだと、
僕は神様に感謝した。
僕の小さなウサギのミッキー。
お前がくれた出会いに感謝するよ。
僕の可愛いウサギのミッキー。
お前が大好きだよ。
ありがとう、僕のところに来てくれて。
「ね、ジュンス。
どうして オレがジェジュンのところに行ったと思う?」
「ん?どして?」
「交尾の邪魔をされたくないからだよ ♪」
「うははww エロウサギ!うきゃんきゃんww」
「ふはっww」

おわり。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「覗いちゃ ダメだからね」

最後 駆け足で終わってしまいました。
ユチョンの目覚めたところなんか、サクッとスルーだし(笑)
まぁ、ファンタジーってことで許してちょ (;´▽`A``
可愛がっていただいた ウサギ・・・
もう少し大事に書けき終わればよかったかな・・・という思いもありますがww
可愛い昔のサジンで誤魔化しながら ここまで引っ張りました(笑)
これから ちょっとしないといけないこともあるんで、
少し時間を置いてから、ミッキー視点なんて おもしろいかなぁ~と思っております。
『僕のパパ』 的な感じのヤツ。
そこで ユチョンの目覚めとか もっと詳しく書けるかな?
ま、あくまでも予定です ( ´艸`)
長々と 読んでいただいて ありがとうございました。

「オレ、可愛かった?」

最後の最後まで ミッキーの可愛さに頼る(笑)
あ、本編はこれにて終了しましたが、
おまけの お話をちょこっと書いてます。
だって・・・ねぇ、ユチョンが しよって言うから(笑)