ミッキーは 体をコントロール出来てきたのか、
僕が家にいる時は、人の姿でいる時間が増えて行った。
一緒にテレビを見たり、ゲームをしたり、
何もしなくても まったりと 心地よい時間が流れた。
ミッキーの頭にある ウサ耳や こんもりとお尻を膨らませているシッポも
見慣れてくれば、ミッキーがウサギだということを忘れるくらいだ。
ミッキーは寂しがり屋で、一緒にいると機嫌がよくニコニコしている。
でも 僕が学校に行く時や、外出する時にはいつも 拗ねたような顔で
「ジュンス、いつ帰ってくる?早くして。」
と 唇を尖らせて 玄関先まで着いてくる。
「すぐだから 待ってて。」
僕は ミッキーを抱き寄せ、チュッと頬にキスをして出かける。
そして帰った時も、鍵を開ける音でわかるのか ドアの前で待ってる。
「おかえり ^^」
「ただいま」
ニコニコと可愛い顔で出迎えられる。
まるで 僕の奥さんみたいだなと思いながら 新婚てこんな感じなのかと思い、
顔が緩んでいく。
僕の・・可愛いミッキー。
「ジュンス!ねぇね、早く早く!待ってるって!」
「あ~、そんなに急がなくていんだってば」
「早く!ジェジュンが待ってるって!」
今夜は ジェジュンの家で一緒にご飯を食べる約束をしていた。
そんなに嬉しいのか?
ピョンピョン飛び跳ねて、早くジェジュンの家に行こうとせがまれる。
あれから 何度か、ジェジュンの家に行き、二人はすっかり仲良くなった。
あまりにも嬉しそうな顔されると、何だか複雑な気持ちになる。
別に・・焼きもちって訳じゃないけど・・・
何となく 面白くない。
「ミッキー、今日はウサギの姿で行けば?」
「え~、ヤダよ。」
「何で?」
「だって、ジェジュンと話できない」
「話したいの?」
「うん ♪ ジュンスの事 いっぱい聞きたいし」
「僕のこと?」
「むほほww」
誤魔化すように笑ったミッキーは 僕の手をとって ジェジュンの家に引っ張って行った。
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「ジェジュンに、パパが気持ちよくなる方法を教えてもらうんだよ ♪」
