目が覚めたら 昼だった。
休みの日でよかったと胸をなでおろし、ミッキーを探す。
ミッキーは ウサギの姿で隣で寝ていた。
いつもウサギのミッキーは可愛いけど、その姿は より可愛く見えた。
フワフワした小さい頭にキスを落とす。
ミッキー・・・愛しい・・僕のミッキー。
僕は今朝のミッキーを思い出していた。
あれは 交尾・・というよりも せっ くす だった。
ミッキー・・・どうして あんな事を。
いつもと違う交わりに、僕の頭には 『?』 がたくさんだった。
ミッキーに聞きたい。
けれど、ウサギの姿のミッキーは しゃべれない。
今度 人の姿になった時に 聞いてみようと、もう一度 ウサギのミッキーにキスをした。
そして僕は衝撃的な事実を知るはめになる。
数日後 人の姿になったミッキーに疑問をぶつけた。
「あ、アレ?凄かった!ジュンス、知ってるなら教えてくれたらよかったのに。
オレ、まだ知らないことがいっぱいだよ ^^」
目をキラキラさせて、興奮気味にしゃべるミッキー。
僕は さっぱりわからない。
「ミッキー・・・?」
「あのさ、ジェジュンに イロイロ教えてもらった。」
「はぁ!?」
「この間 ジェジュンの家に預けられた時に」
「じぇ、じぇじゅん~?は?だって・・・だって・・・・」
どうやら 性 感帯であるシッポをジェジュンに触られ、人の姿になってしまったらしい。
そこで、そういうモノを見せてもらい、アドバイスをもらったと・・・
「なっ、何考えてんだよ!そんな事をジェジュンに・・・
大体っ あれほど 人の姿にならないようにって 言っただろ!」
僕は 羞恥と 驚きで ミッキーを怒鳴りつけた。
「でもっ・・・オレだって 我慢しようとしたのに・・・体が勝手に・・・」
僕に怒鳴りつけられて驚いたのか 目に涙を溜めて体を小さくするミッキー。
その大きな目から ボロっと滴が零れた瞬間に ミッキーは ウサギの姿に変わっていた。
「泣きたいのは 僕の方だよ!」
ウサギから人の姿になるには パワーがいるらしく、
興奮したり、元気な時は 人の姿を保っていられるようで、
交尾後や、精神的に落ちてしまった時には ウサギに戻ってしまうのだと。
そんなの知るかよ・・・
でも このままにはしておけない。
ジェジュンにも会って話さなきゃいけないし。
はぁ・・・
でも、こんなの どうやって説明するんだよ。
僕はしばらく考えた後、ジェジュンの家を訪ねた。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「だって・・・体が 勝手に・・・・あぅぅぅん・・・・シッポぉぉ・・・・・////」
