幸せそうに笑う顔が見たくて。
ずっと・・・ずっと 見ていたくて。
愛が欲しいなら 僕があげるよ。
だから、一人で淋しさに耐えなくてもいいんだ。
コッチをむいて。
僕が いるだろ?
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
野良猫のような君。
愛らしい容貌で周りを魅了するのに、手を伸ばすと
するりと身をかわし、逃げてしまう。
温もりを求めて摺り寄ってくるのに
誰にも懐かない。
お腹すいた?
寒い?
コッチおいでよ。
僕は そっと手を差し出す。
怖がらせないように、優しく 声をかける。
大丈夫だよ。
僕は 君を傷つけたりしない。
怖くないよ。
僕は 君の事を捕まえたりしない。
君は 少し驚いたように目を大きくして、
僕の顔を覗き込む。
耳とシッポをピンと立てて、
一歩一歩 ゆっくり僕に歩み寄る。
まだ警戒してるのが わかる。
僕は じっとしたまま、ただ 君が近づいてくるのを待つ。
もう少し・・・
もう少しだ。
「ジュンス~、どしたのぉ?」
『にゃ~ん』
「あーっ!何だよぉ!」
「え?」
子猫は 一声鳴くと、走って逃げて行ってしまった。
僕に睨まれたユチョンは、訳がわからないという顔で、
僕の顔を覗き込む。
「猫がいたの!もう少しで コッチ来るとこだったのに・・・」
「あ、そなの?」
「ユチョナ、何で?」
「何でって・・・可愛かった?」
「可愛かったから 声かけたんだよ」
「ナンパしてたの?」
「・・・っ・・うはははww 猫をナンパっ、うきゃんきゃんww」
「ジュンス、すげーな。猫までイケルのかww」
「ククク・・・ユチョナによく似た生意気そうな猫だった」
「オレによく似た 可愛い 子猫ちゃんだったんだろ?」
「うきゃんきゃんww 」
「おほほww」
僕は 猫が去った後を振り返った。
出会った頃のユチョンによく似た 子猫だったんだ。
真っ白なフワフワの毛並みで目が大きくて 少し痩せて、
・・・淋しそうな目をしてた。
だから 僕が抱きしめて 温めてあげたかった。
「ユチョナ、ほら・・・来いよ」
僕は ユチョンに腕を広げる。
今は 僕に よく懐いた 可愛い子猫に。
「ふはっww オレは猫?」
笑いながら僕の腕の中に納まる ユチョン。
淋しそうな目をした子猫は もういない。
ユチョンのクスクス笑う振動が優しく僕の心を満たす。
愛をあげようと思ってた。
けど もらったのは僕の方だった。
ユチョンの存在そのものが 僕の心を温める。
「ユチョナ、いい子にしてたら ご褒美をあげるよ」
すると、僕の可愛い子猫が 低い甘い声で 鳴いた。
「にゃ~っ ^^」
僕たちは 顔を見合わせて爆笑した。

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あ~ 妄想力が落ちてる (´・ω・`)
それも・・・リアル ユスが足りないせいだ!
てか、ユチョンに会いたい。
ユチョンの笑顔が見たい。
ユチョンが幸せそうに 笑ってるのを見たい。
懐かしい 細っそり ユチョン。
可愛い。

可愛いくて涙が出る (TωT)