「今夜は二人だけで食事をしよう。」
「わぁ~!すっごい!どしたのコレ?」

ここが温室の中だなんて信じられないだろ?
よくよく見れば背景は絵だ。
でも 椰子の木や 南国の植物を植え、ジュンス王子の喜びそうな雰囲気を演出してみた。
キャンドルロードを ジュンス王子の手を引いてエスコートし、席に座らせた。
ジュンス王子は ニコニコ、キョロキョロと子供のようにはしゃいでいる。
「ジュンス王子、これは作り物だけど、温かくなったら ホンモノの海へ行こう ^^」
「あ、うん!僕、すっごく嬉しいよ! うはぁ~んww」
ホントに・・・なんでこんなに可愛いんだろう。
ジュンス王子の反応を見ては オレは満たされた気持ちでいっぱいになる。
本当に いちいち可愛い。
ヤバイ。
じーっと見つめてきたり、とろけそうな顔をしたり・・・
オレ、我慢してんだから 煽るようなことをしないでくれとも思う。
「ジュンス王子、乾杯だけ シャンパンでしよう。
飲みたかったら飲んでもいいけど、無理しなくていいから ^^」
「うん。じゃ、ちょっとだけ ^^」
ほんの少し飲んだだけなのに すぐ顔が赤くなったジュンス王子とオレの部屋に移動した。
ソファに座り たわいもない話。でも、こんな時間が愛しい。
オレの隣に座ったジュンス王子は リアクションが大きくて 笑うたびに
オレに体をくっつけてきたり、抱きついてきたり・・・
ジュンス王子の体温が ジュンス王子の匂いが オレの体を熱くする。
キス・・・したい。
でも、この熱は キスだけじゃ きっと止まらない。
その 柔らかい唇を咥内を味わい、
しなやかな体をきつく抱きしめて 舌を這わせたい。
ジュンス王子は どんな顔で声で・・・啼くのか。
『初めてだから やさしくして』 と言った夢の中のジュンス王子を思い出す。
はぁ・・・ダメだ。
「ユチョン王子、どしたの?」
オレは体の中にくすぶる熱を理性で押さえ込んだ。
「ジュンス王子、そろそろ寝る?部屋を用意させてるから。」
「え?僕、ここで寝るんじゃないの?」
「え?ここで?」
「だって・・・この間も ユチョン王子と・・・同じベットで寝たし・・・///」
ジュンス王子は 顔を赤くさせて 俯いて オレの服の裾を掴んだ。
あ、あああああああああ!
そんな可愛いことされたらぁぁぁぁぁぁぁ!
オレは・・・オレは・・・・
「ジュンス王子・・・これ以上一緒にいたら、オレ 我慢できないから。」
「・・・・うん・・・我慢しないでよ///」
「え?ジュンス王子、何言って・・・?」
驚いて目をまるくした オレ。
「ユチョン王子・・・」

オレは ジュンス王子に抱きしめられていた。
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何がなんだか よくわからなくなってきましたよ(笑)
もう、続き誰かに託したいww