甘い kiss を君に。 | チョンサXIA ブログ

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JYJ大好きだよ。
いつかのその日まで。
ゆせりく どハマり中。




「ジュンスぅ、オレにもコーヒーちょうだい~。」


久しぶりにウチに来た ユチョン。

 『挨拶も ハグもなく コーヒーかよ。』

心の中で 文句を言いながら、コーヒーをいれてやる。

でも、こうやって 二人きりで会うのは久しぶりだから コーヒーを入れるのもなんだか嬉しい。
今日は どうしよっかな~ 新しい車でドライブもいいな・・・なんて考えると、
自然に 顔がほころぶ。 


「はい、コーヒー。」
「ジュンス、コレどしたの?」
「いる?おいしいよ。」

僕は コーヒーを飲みながら チョコをつまんでいた。


「もらったの?」
「うん。食べれば?」
「いらない。」
「お?コレ、おいしいって。ほら。」


僕は ユチョンの口元まで チョコを運んだ。


「いらないよ。」
「何で?これ、ホンっとに うまいんだって!」


僕は 嬉しいことや 楽しいことは ユチョンと共有したい。
だから、自分が食べて おいしいと感じたから ユチョンにも 食べてほしかった。

なのに、イヤでも 口を開けない。
なんだよ・・・

手に持っていたから 体温でチョコが溶けてきて、仕方なく 自分の口にほり込んだ。


「おいしいのにさ・・・」


僕の中の 楽しい気持ちが 少し つぶれた。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



無理にでも チョコを食べさせようとする ジュンスに苛立った。

それって、バレンタインのチョコだろ?
どこの女にもらったヤツだよ。

そんなの オレに食べさせるなよ!


ジュンスが広げていた チョコは 見るからに高そうなチョコだった。
ラッピングもキレイだったんだろう と思われる 残骸が横にあったけど。


どんな女にもらったのかと思うだけで ムカムカしてきた。
この季節は オレ達は ファンの子や 仕事仲間から チョコをたくさんもらう。
その一つ一つに ヤキモチを妬くわけじゃないけど、
個人活動が多かったこの一年に オレの知らない ジュンスの交友関係が増えた。

だからか、こんなチョコ一つにも 敏感に反応してしまった。


はぁ~ オレ・・・小っちぇ・・・ 


ジュンスのことになると とたんにこうだよ。
こんな自分に落ち込む。

でも、誰からもらったのかは 気になる。


「なぁ、コレ 誰からもらったの?」
「別に。ユチョナ 食べないんだから いいじゃん。」


しまった・・・ジュンス 怒ってる。
このままじゃ ジュンスに触らせてもらえない!
わー!大変だ!


「ジュンス・・・ゴメン。
 このチョコ どこの女にもらったのかと思ったら ムカついた。
 ジュンスは オレのジュンスなのにって思って・・・」

「うははははははは!」


オレがしおらしく謝ってんのに ジュンスは爆笑してる。


「これ。僕の大事な人からもらったんだ ♪」
「ジュンスぅ~ それ誰だよぉ(泣)」

オレは 半分マジで泣きが入る。


「オモニ。」
「は?」
「だから、僕の大事な大事な オモニだってww」
「・・・なんだよぉ~」


あんなに イライラしながら チョコを睨みつけてたのに、
ジュンスの母親からのチョコだとは・・・


安心したのと 恥ずかしいのとで 口元がとがる。


「ユチョナ、チョコ食べる?」


ジュンスが にっこり笑って チョコを手に取る。


「うん。食べる。」


そう答えると ジュンスは自分でパクっと食べてしまった。


「え~ 何でぇ オレのチョコぉ~」

「ユチョナ、おいしいのあげる。」


ジュンスの手がオレの顔を引き寄せ 唇を塞いだ。


甘い香りが鼻腔をくすぐる。
絡まる舌の上でチョコが溶けて 形がなくなっていく。
甘い 甘い kiss 


「はぁぁん・・・ユチョナ もっといる?」


ジュンスが 溶けたチョコのように 甘くとろけた顔でオレに聞く。


「うん。もっと、ジュンスのチョコ食べる。」


ジュンス、今度は お前をオレの熱で とろとろに溶かしてやるよ。

そう想いをこめて 唇を重ねた。







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明日は バレンタインデーですね ^^
みなさま チョコは準備しましたか?


さっき ハッピーバレンタイン from JYJ の動画を見ましたよ ♪
日本語訳が UPされるのを待ちます^^