「じゅんちゅ。おれにも やくしょくの ちゅうして。」
「うん。ゆちょー ・・・ ちゅっ 」
「じゃ おれ いくね。」
「うん。ゆちょー がんばってね。ぼくも しゅぐいくから。」
ユチョンの丸いぷくぷくのほっぺに キスをして ジュンスは笑顔で送り出した。
一人ぼっちになってしまたジュンス。
「ぼくが いちばん しゃいごか・・・」
そう つぶやくと ジュンスは 草原に寝転がって空を見た。
どこまでも 高く大きく広がる空。
青く澄み渡る空に キラキラとまぶしい光。
「ぼく おとこ りゃから ひとりれも へいきらもん。
あ・・こんろは おんなのこになるんらったっけ・・・」
ジュンスは 一人で過ごす時間を 歌を歌ったり 空を眺めたり しながら過ごしました。
風がやさしく ジュンスの体を包み込みます。
そして 程なくして ジュンスも お母さんのお腹に飛び込みました。
「わぁ~ しゅごい!おみじゅに ぷかぷか うかんでりゅ!」
目を真ん丸にさせキョロキョロと あたりを見回すと、なんと そこに 男の子がいました。
「きみ だりぇ? おれ じゅの。」
「ぼく・・・あっ あたちは じゅんこ。」
「ふぅぅん。じゃ おれたち いっちょに うまれりゅんだね。」
「いっちょに?」
「うん。おれたち いっちょに かじょくになるんらよ ^^」
「うは!しゅごい!やったー!」
「ねぇ、じゅんこは おんなのこなの?」
「うん。そうらよぉ~。まえは おとこのこ らったの。」
「しょっか・・・ね、じゅんこ いっちょに おとこのこに なろうよ!」
「え?どちて?」
「らってさ、いっちょに おとこのこ のほうが いろんな あしょびが できゆよ。
ぼーる けったり、なげたり、おれたち いっちょのほうが じぇったいに たのちいよ!」
「ぼ・ぼーりゅ!・・・・ちょれ なに?」
「じゅんこ ちらないのぉ? まるくて コロコロころがって とっても おもちろいんだ。
ん~ これ!じゅんこの おちりみたいに まるいの!」
「え?あ・・・あたちの おちり・・・けったり なげたり しゅるの?(泣)」
「あはははは!おちりは けらないよぉ!じゅんこ おかちい!ww」
「あ~ びっくりちた。こりぇ めじるち だかりゃ だいじなの。」
「めじるち?」
「うん。うまれてかりゃ あう やくしょく ちてるの。しょの めじるちなの ^^」
「ふぅぅぅん。」
「ねぇ!じゅんこ おとこのこに しよーよ!」
「え~ らって ゆちょー とやくしょくちたし・・・・。」
ジュンスは お母さんのお腹にくる前に、何日も 一人で過ごしました。
ジェジュンを見送った後のように泣いたりはしませんでした。
でも 本当は とても寂しかったのです。
なので、お母さんのお腹の中で出会った ジュノに出会えたのが嬉しくて 心が揺れました。
『ジュノと いっちょに あしょびたいなぁ~
ぼーりゅ で あしょぶの たのちいって。
う~ん・・・・でも ゆちょーが いっちょにいたいって ゆってたち・・・』
ジュノと 一緒に過ごすのは とても楽しくて、自分の知らない事を たくさん知ってるジュノにどんどん惹かれていきました。
「じゅんこ。やっぱり おとこのこに なれよ。じぇったい しょのほうが たのちい!」
「うん・・・どーちよぉ!う~ん・・・」
「じゅんこ なんれ おんなのこなの?」
「うん。あのね、ゆちょーが おんなのこに なったりゃ じゅーっと いっちょに いれりゅって いったかりゃ。」
「ふぅぅん。れも、おとこのこれも いっちょに いればいいじゃん。」
「え?おとこのれも いっちょいれる?」
「うん。いっちょ れきるよ!」
「しょっか!じゃ おとこのこに しゅるー!」
「やったー!じゃ はやく ちないと おとこのこに なれないよ!
かみしゃまに おねがいちて おちんちん もらわなきゃ!」
「わかった!
かみしゃまー!やっぱり おとこのこに ちてくらしゃ~い!
あたちに おちんちん くらしゃ~い!」
ジュンスが 大きな声で叫ぶと、どこからか 声が聞えてきました。
『お前は 女の子に生まれるんじゃなかったのか?』
「はい。れも おとこのこに なりましゅ!
いまかりゃ おとこのこに ちて くらしゃい!」
『そうか・・・お前は それでいいのか?これが最後だぞ。』
「はい!おねがいちましゅ!」
気がつくと ジュンスは 男の子の体になっていました。
「かみしゃま。ありあとーごじゃいましゅ!」
ジュンスは 生まれる直前で 性別を女の子から男の子に変えたのでした。
そして、願いを叶えてくれた神様に深く感謝しました。
「じゅのぉ~ ぼく おとこのこになったよぉ!じゅんちゅ ってよんでね ^^」
「わぁ!やったね!なかよくちようね^^
れも・・・じゅんちゅの おちんちん おっきいね!
しょれ かみしゃまから もらったの?しゅごいねー!」
「え?ちょうなの?おっきいのいいの?やったー!うはははははww」
お母さんの お腹の中で 可愛い双子が育ちます。
「じゅんちゅ!そろそろ おれたち うまれりゅみたい!」
「おっ!しょうなの?どきどきしゅるね!」
「わぁぁぁぁぁ!」
「わー!」
そして、僕たちは 双子の兄弟として この世に生まれ、僕は生まれる前の記憶を失った。
