「じぇじゅー もういくの?」
「うん!じゃ おれ いってくりゅね。
じゅんちゅ、ゆちょー。おれ まってゆから!」
「うん。じぇじゅー いってらっしゃい。」
ついに その日がやってきました。
ジェジュンの順番がきたのです。
ジェジュンは 少し緊張していたけれど、一番最初に生まれるので 「自分がしっかりしないと」と いう思いでいました。
3人は しっかりと抱き合います。
「また あおうね!」
「じぇったい めじるち わすれちゃ らめらよ!」
「うん!おれ いくね!」
ニッコリと笑って手を振りながら ジェジュンは お母さんのお腹に飛び込んで行きました。
しばらく二人は ジェジュンが見えなくなった場所を じーっと見つめていました。
ジュンスの瞳に涙の膜が張りはじめます。
小さな肩が揺れ、ついに ジュンスが泣き出しました。
「あ~ん。あ~ん・・・・じぇじゅー じぇじゅー ・・・・あ~ん。あ~ん・・・・」
「じゅんちゅ・・・」
ユチョンも目に涙を浮かべています。
「あ~ん じぇじゅーがいないと しゃみちいよぉー あ~ん・・・・」
「おれも・・・おれも しゃみちい・・・じぇじゅ~ うわ~ん・・・」
二人は 抱き合って しばらく泣きました。
「ゆちょー。れも じぇじゅーは ちあわせになるのに うまれたんらよね。
らったら ないてちゃ いけないね。」
「うん。そうらね。じゅんばんが くりゅまで おれら じゅっと いっちょにいようね。」
「ゆちょー ゆちょー・・・・ぼくの しょばにいてね。」
「うん。じゅんちゅも おれの しょばにいてね。」
しっかりと手を握って 寄り添います。
「あっ じゅんちゅ はなみじゅ でてゆよ。
あい。おれが ふいてあげゆ。」
「チーン!(鼻をかむ)」
「わぁぁぁ!じゅんちゅ!はなが おれのてにぃ!」
「あっ ちゅいちゃったね。ふふ・・・うはははww ゆちょー ばっちいww」
「きちゃないの じゅんちゅなのにぃ!」
二人は お互いの順番がくるまで ずっと一緒にいました。
昼は 3人で歌った歌を お気に入りの草原で歌い、
夜、寝るときも 手をつないで眠ります。
「じゅんちゅ おれたち じゅっと いっちょらよ。」
「うん。ゆちょー。 ぼくね、おんなのこに なゆよ。
しょれれ、ゆちょーと じゅーっと いっちょにいりゅ。」
「ほんと?きめたの?やったー!やったー!じゅっと いっちょー!」
「いっちょー!うははははww」
「じゅんちゅ やくしょくらよ。」
「うん。わかっら!やくちょくちた!」
ユチョンは にっこり笑うと ジュンスのホッペに チュっと 約束の印をつけました。
「うははんww ゆちょー はじゅかちいよ///」
「いいの!これは やくちょくの ちるち!」
かわいい かわいい 天使たち。
眠る前には 必ず ジェジュンを思います。
「じぇじゅー なにしてゆかなぁ~」
「きっと いっぱい わらってゆよ ^^ 」
「しょだね~ ゆちょー きょうは ひとりで ないちゃ らめらよ?」
「え?」
「ぼく しってゆよ?ぼくが ないたかりゃ ゆちょー がまんしてゆの?」
「・・・・じゅんちゅ・・・・・
・・・・・じゅんちゅ・・・・ヒック・・グス・・・うっ わ~ん。あ~ん・・・」
ユチョンは ジェジュンがいないことが寂しいのを我慢していました。
ジュンスと一緒にいるのは楽しくて あっというまに時間が過ぎます。
けれど、寝る前になると ふと 寂しくて ジュンスが眠った後に シクシク泣いていました。
「ゆちょー。ごめんね。ぼくが ないたかりゃ がまんしてたんれしょ?
もう がまんしなくて いいよ。ゆちょーの しょばには ぼくが いりゅからね。
いっぱい ないていいよ。
ゆちょーは やしゃしいね ^^ やしゃしー いいこらね ^^」
「じゅんちゅ・・・じゅんちゅぅ~ ヒック・・・グスっ・・・・」
ジュンスは 小さい手をいっぱい広げて ユチョンを抱きしめました。
その日は、ジュンスの温もりに包まれて ユチョンは眠りました。