カフェオレ.6 | チョンサXIA ブログ

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JYJ大好きだよ。
いつかのその日まで。
ゆせりく どハマり中。



ジュンス・・・




「ん?なに?ユチョナ」

どこか 遠くに 旅をしていたように見えたジュンスは、
オレの 小さなつぶやきにも反応してくれた。
驚いたのはオレの方だった。


「ジュンス 珍しいね。
 ブラックじゃなくて カフェオレ?」

「ん。
 なんか、急に 飲みたくなった。」


ジュンスの目の前に置かれた ブラックコーヒーとミルク。

黒い 液体の中に 静かに ふわりと広がる 真っ白な液体。
ジュンスは それを かき混ぜることもなく、
黒が白に侵食される様を じっと見ていた。

オレも 同じように じっと見つめた。
白が黒をゆっくりと抱きしめて取り込んでいく。
まるで オレの中にジュンスが広がっていくように見えた。

出会って 9年。
なぁ ジュンス。
オレも お前と混ざって 少しは キレイな色になれただろうか。


「ユチョナ・・・コレ。
 僕とユチョナみたいだね。」

「え?」

「ほら、純粋ジュンスと ブラックユチョンが混ざってんの。うははははww」

「違うだろ?
 大人ブラックなオレと お子ちゃまミルクジュンスだろ?ふはっww」

 


オレ達は 顔を見合わせて 笑った。
こんなに違うオレ達なのに、どうして こんなに感じることは同じなんだろう。


「ジュンス ♪ 
 このカフェオレみたいに  今夜 オレ達も 混ざろうか ♪」


その言葉を聞いたとたんに ジュンスは 真っ赤になった。


「あっ ジュンスぅ~エッチぃww 」

「バババ・・・バカ ユチョナ!///」


ジュンス・・・オレの大事な 大切な ただ一人の人。
出会って何年も経つのに 変わらず 真っ白で 少し甘い ミルクのような君。

オレは 自分のいるべき場所を見つけた。



 

おわり。

最後まで読んでいただいて ありがとうごじゃいました。
ペコリ。