カフェオレ.5 | チョンサXIA ブログ

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JYJ大好きだよ。
いつかのその日まで。
ゆせりく どハマり中。



オレは・・・何がしたくて韓国へ戻ってきたんだろう。
大事な 家族をアメリカに置いてまで。
何が待ってると思っていたのか。

忙しい毎日。
プライバシーなんてものはあったもんじゃない。

相変わらず オレの心には 穴が開いていて
自分ではどうしようもできない ジレンマに襲われていた。

空を見上げては思う。
アメリカに残してきた 母さんとユファンを。
自分の選択は間違ってなかったのかと 自分の心に問う。

オレは・・・これから・・・・・


心の闇に取り込まれそうになった。



ん? ジュンス?

いつの間にか隣に ジュンスがいた。
空がどうのこうの 雲が 太陽が・・・?

ジュンスが 何を言いたいのか よくわからなかったから
 「うん・・・」とだけ返事をした。

二人で並んで ただ 空を 流れる雲を見つめていた。

オレを包む空気の色がジュンスの色に侵食されていく。


「おっ!」 ジュンスが 指を指した方向を見ると、
キレイな虹ができていた。

さっきまで 薄暗い 分厚い雲が立ち込めていたのに、
いつの間にか サァーっと まぶしい光が差し込んできている。

無機質なビルが立ち並ぶ中で そこだけが異空間のように、
美しさを放っていた。

「ユチョナ 虹が生まれたね」

振り返ると とても優しい表情のジュンスがいた。 



ジュンス・・・いつも いつも 俺が落ちそうな時に そばにいてくれる。

なんだろう・・・
重くて 辛くてしょうがなかった オレの心。
虹がキレイなのか ジュンスがまぶしいのか
何だか 泣きたくなって また空を見上げた。


なぁ ジュンス。
お前は これからもオレのそばに ずっといてくれるか?
今まで出会ってきた人のように オレを通り過ぎたりしないか?

 
ジュンス・・・・
いつの頃からか、
お前といると オレの黒いものが 薄れていく気がするようになってきたんだ。

お前の 真っ白が
オレの 黒を 変えていくんだ。

ジュンス・・・・もっとずっと一緒にいれたなら オレも 白くなれるかな。

オレは・・・・お前に出会うために 韓国へ戻ってきたのかもしれない。