『 とある一日 』
私は 仕事で失敗をし、果てしなく凹んで家に帰ってきた。
「ただいま。」
「にゃぁ~ん」
玄関のドアを開けると ジェジュンが出迎えてくれた。
これは 毎日のこと。
どうやら 鍵を開ける音で 玄関先まで来てくれてるようだ。
まるで 『 お帰り待ってたよぉ お疲れ様~ 』 って言われてるみたい。

その姿を見るだけで 肩の力が抜けていく。
「ジェジュン ただいまぁ~」
ジェジュンを抱き上げ 小さな頭にキスをする。
小さな顔に キラキラ輝く大きな目。
ふわふわ柔らかい温もり。
外での嫌な事が スーっと消えていく。
ジェジュンは優しい子。
「にゃぁ~^^」
「んふふ。いい子してた?」
そのまま 抱き上げたまま ユチョンとジュンスを探す。
2匹は ソファの上で 寄り添って並んでいた。

また くっついてる。
3匹とも仲良しで一緒にいるけど、特に ユチョンとジュンスは くっついて一緒にいることが多い。
もー・・・ホントかわいい!
2匹の隣に腰を下ろし 「帰ったよぉ」と 頭を撫でる。
不思議なんだけど、ジュンスと一緒にいる時は ユチョンもリラックスした様子で
私が体に触っても平気なんだよね。
ユチョンにとって ジュンスは 大事な存在なんだろう。
ふと 出会った時の事を思い出す。
寒空の下 ジュンスは 鳴いていた。
まるで 『 僕たちは ここにいるよ。』 って言ってるみたいだった。
ジュンスは ジェジュンとユチョンを守ってるようだった。
愛しく可愛い ジュンス。
ジュンスの体をひと撫でし、ジェジュンを2匹の隣に下ろした。

キッチンへ足を向けると ダダダっと駆け寄って来る。
・・・やっぱり ジュンスww
『 お腹すいたよぉ。 』 って言ってる・・・よね(笑)
