日本もそうですが、ここ数週間、韓国でも新型コロナウイルスの感染者が再び増加しています。
今このブログを書いている時点で、韓国全体の感染者はのべ31,004人(このうち26,539人は完治)、死亡者は509人となっています。
昨日は271人の感染が確認され、4人が死亡。
また、検査中の人が5万人以上いるようです。
済州島は人口が少ないということもあり、今のところ感染者をかなり抑えることに成功しています。
こちらも現時点のデータで感染者66人(うち59人完治)、死亡者0(!)、検査中36人、隔離中の人が約500人となっています。
済州島ではしばらく感染者が出ていなかったのですが、先週あたりから少しずつまた出ています。
昨日も一人感染者が日確認されました。
西帰浦市郊外にあるインターナショナルスクールの学生だったようで、同校の学生・職員は全員コロナの検査を受けたようです。
さいわい、陽性の人はいませんでした。
僕の知っているかぎり、済州島の66人の感染者はほとんど済州市在住の人です。
僕たちが住んでいる西帰浦市(済州島の南半分)は、けっこうなコロナ安全地帯であると言えます。
先々月、南元邑のゲストハウスで感染者が出たことがありましたが、こちらも大事にはいたりませんでした。
ただ、韓国の内地から来る観光客や帰省者が感染しているケースは上のデータに含まれていません。
実は済州島に数日滞在して他の都市に帰ってから、実は感染していたというケースがかなり多いようです。
そういう場合も、その人が済州島でどこに滞在して何をしたかを徹底的に追跡調査し、接触した可能性があれば必ず検査を受けさせられます。
だから、一時期はほぼ毎日のように、「どこどこに何月何日に訪問した人は連絡しろ」というようなメールがスマホに送られてきていました。
きちんとしたワクチンや薬が出てくるまで、あとどれぐらいかかるかわかりません。
韓国は感染者の把握と検査をかなり徹底してやっており、そのなかでも済州島は今のところ感染が拡大していない状況なので、何とかこのまま持ちこたえていけるんじゃないかという感じはあります。
ただ、海外に行けない旅行愛好者が済州島に押し寄せる傾向があり、それが一つの懸念材料ではあります。
済州島でもバスに乗ったりレストランなど室内施設に入るときは、マスク着用が義務化されています。
気を緩めず、自分でできる感染予防はきちんとやっていこうと思います。
※ 次は木曜日に更新します