
友人の名前と同じホテルというだけで
思わず手にした1冊
壊されて現存していないが
ネットで検索すると、海岸の傍に建つ
趣のあるホテルの写真が出てきた。
マッチ箱なんかもあった。
このホテルでの滞在(寄宿?)がなかったら
彼は作家を生業とすることもなく
夏目雅子さんとであうことも会うこともなかった。
彼を陰ながら支援する人々のなかで
上京した彼に自分の連れ合いには内緒だよと
茶目っ気たっぷりにお金を貸す恩師が好き。
機関車先生を読んだ時にも感じた
人びとを見つめるまなざしの柔らかさ
物語のいとおしさをこの本でも味わった。
横浜で教師をしていた友人は
このホテルの存在を知っていました。