旅屋おかえり | XIAHSTAR

旅屋おかえり

 

 

ずっーーと積ん読になっている著者の作品のなかの一冊


旅に持って行っては絶対にいけない本です。

なぜなら、移動の電車のなかで

涙を隠すのに苦労するから・・・。

 

旅に行けない人に代わって旅をする。
それはその人の人生を紐解きながら
ひと時を共に歩くこと。

 

 

病の娘のために
夜の病院に一人通い
隣の病室に花を生ける家元である父親

 

頑なに見えた父親の情愛が
花の匂いとなり
誰もが心を揺さぶられる物語です。