赤いおおかみ
私が好きな絵本の一冊に
フリードリッヒ・カールヴェヒターの“赤いおおかみ”があります~☆

崖に雄々しく立つ小さな犬
彼の視線の先には
困難であったけれど充実した自分の一生がある
戦争を背景に、ある日オオカミの群れで暮らすことになった
小さな犬(「ボク」)は賢明な母親オオカミに育てられることに。
オオカミとして生きていく全てのことを教えられたボクは
やがては自分の身体さえも越していくオオカミの仲間のなかで
知恵と勇気で尊敬されるオオカミとして成長していきます。
やがて戦争が終わり
母親オオカミとの別れがやってきます
偶然、人間の少女によって命を助けられ
少女とともに暮らし始めます
そして時は経ち
ボクも年老い、最後の日を確信したとき・・・
自分の人生をあるがまま受け入れ
知恵と勇気と愛情で精いっぱい生き抜く
凛として崖に立つ姿には
感謝と誇りが輝いて
羨ましく、そうありたいと思う人生です
今日、名古屋の東山動物園の
シンリンオオカミのソニアが病気で亡くなったと
ニュースがありました
去年のお正月は家族で名古屋に行ってました

オオカミの園舎で

これは、ソニアではないですね
旦那さんのジャック?
それとも子供たちだったのかな?
異国の地で生きて
6頭の子供たちを育て上げたソニア
どうぞ安らかに・・・