第2図書係補佐
又吉さんが岡田君が司会進行をする
“ザ・プロファイラー”の太宰治の回に
ゲスト出演すると聞いて
当時、予習に読んだ本です~
又吉さんの雰囲気は
私の好みではないけれど
又吉さんが書く文章は
私が好むものだと発見した一冊
この本は又吉さんが読んだ本の
感想、解説、批評ではなく
その本を読んだときに
又吉さんはどこで何をしていたかという
日記みたいなもの~~
この本の中の一冊
『笙野頼子三冠小説集』
のタイトルのもとに書かれた文章には
“梅干を食べたムンクの叫び”のような
複雑かつ恐ろしい表情で自転車を漕ぐ中年の女性
という描写があり
その表情を自分なりに想像して
笑って涙が出た私は
この面白さを分かち合おうと
夫とchammireに
“ねえねえ読んでみて~”と読ませたのですが~
二人の反応は
夫“それで?”
chammire“又吉らしい文だよね”
と・・・・・
いたって冷静・・・・・
この面白さを笑えるのは
我が家では私だけという
寂しさを味わった一冊でもありました~