舞妓はレディ
題名の“舞妓はレディ”は
もちろん“マイ・フェア・レディ”のもじり
作品のなかにも
“マイ・フェア・レディ”へのオマージュが
いっぱいです~
それを探すのも楽しいかも~^^
主人公春子が舞妓になるべく
修行を重ねる成長物語
鹿児島弁と津軽弁の混じった春子のなまりを
美しいはんなりとした京言葉に矯正すべく
奮闘するの京大学(京都大学ではありません~笑)
の言語学者
長谷川博己扮する大学教授の研究室は
そっくり!って嬉しくなります~
オーディションで選ばれたという
主人公春子役の上白石萌音ちゃんの歌声は
素直で嫌味がなくて伸びやかで
変な技巧もなく
すとんと胸に届いてきます~
ラストシーンの着物でのダンスも
この映画のために練習したという
踊りではないなと思ったら
もともとバレエをやっていたとか~~
着物であんなに踊れるだと驚きました~
歌もダンスも
本当に楽しそう~♪
富司純子さんは
着物の着付け、所作も
さすがと思わせるものですが~
歌も披露しています~
草刈民代さんは
何を躍らせても唸らせます~
姐御肌の姉さんを
“いよ!”って掛け声掛けたくなるくらい
いい女に演じてます
後輩の舞妓がいないために
襟替えできずにいる先輩舞妓の田畑智子
“花よりもなほ”にも出演していましたが
おきゃんな町娘とかお似合いと思っていたら
祇園の老舗料亭に生まれ
着付けも日舞も作法も幼い頃から
しっかり身につけたときいて納得
本当は上手い田畑さんが
下手に踊る日舞も見どころです~☆
このチラシ好きです~^^
そして下のチラシをみても判るように
芸達者な役者さんがたくさん出演してます~
ここには載っていませんが
ワンシーンのために出演されてる方も~☆
“官兵衛”組のお二人も~~
古き良き時代のハリウッド映画の
ミュージカルのような
張りぼてを使ったシーンも夢に溢れ
周防正行監督の遊び心満載の“舞妓はレディー”
楽しくて、愉快で
劇場を出るときは
“舞妓はレディー~~♪舞妓はレディー~~♪”
ときっと口ずさんでいるはず~^^v
鑑賞日;2014年9月14日