爪を隠したオオカミ(「軍師官兵衛第」寺尾聰インタビュー)
今回のインタビューは
家康を演じている寺尾聰さん~
家康の人物像を作り上げるにあたって考えたこと
岡田君がナビゲーターを務める
J-Waveのラジオ番組“Growing Reed”でも
同じように仰ってました~☆
ひと癖もふた癖もある
“タヌキ親父”というよりも
もっと鋭い人物
柔和な顔の下に
隙あらば喉元を噛み切ろうとして狙っている
爪を隠したオオカミのような
そんな鋭い家康を演じてらっしゃるんですね~☆
家康というと
ドラマや映画ではよく
薬研(やげん)を自分でひいて
薬を作っているシーンがあります~
今回もそのシーンがありますが
そうやって作っていた薬草を
家康は旧知の大名に届けさせていました
病の床にあった大名には
お見舞いと称して・・・
実はその薬は
病を治すのではなく
服用し続けるとやがて身体を蝕んでいく
そうして家康は
邪魔になる大名を排除していった
という仮説を立てた本を読んだことがあります
その薬殺された大名のなかに
秀吉が可愛がった蒲生氏郷や
官兵衛の名前もあったんです~
家康が届けさせた薬は
直接の死因ではなかったけれど
死を早める原因とはなったと・・・
陽だまりの縁側で
家康は何を考えながら
薬草作りをしていたか
寺尾さんの寡黙な家康を観ながら
やっぱり家康は怖いな~と
“Growing Reed”でも
寺尾さんは岡田君に
「もう少し不真面目でもいい」
という趣旨の話をされていましたが
演技の取り組みに
遊びを持ってもいいんだよ
と言って下さってるのかな
作家の伊集院がゲストのときも
演技のことではないですが
必ず答えを求めるような物の考え方を
やめろ~~って言われてましたよね~>_<
私は、ファンだからかな~
真面目であることを貫くのが
岡田君なのかも
それを観たいって思います~☆
寺尾さんのインタビューはこちらです~
↓
http://www1.nhk.or.jp/kanbe/special/special_58.html