“左京進、という男”(『軍師官兵衛』金子ノブアキさんインタビュー)
観ているだけで
左京進が屈折していく過程が判りやすくて
官兵衛の進む道と
左京進の進む道
播磨の国を見据えていた官兵衛と
小寺と櫛橋一族を守りたかった左京進
見ている風景が違えば
落としところも違ってくるはず
当時にあっては、どちらもありだったに違いありません
なんで~と思うほど憎々しかったり
本当に不器用なほどに
官兵衛とは違った意味で真っ直ぐだったと思うと
いじらしくさえ思えてくる
それは金子ノブアキさんが
徹底して櫛橋左京進という男を
演じきったほかならないからなのだと
思いました~
“おひさま”では兄の親友で陽子の初恋の人川原さんを演じ
戦争を背負いながら生き続けて行くと決めた
深い傷をリアルに演じ
“モテキ”では主人公が憧れる女性の恋人役山下を
自分勝手でありながら孤独をにじませ
“東京バンドワゴン”の紺ちゃんでは
父が不在だった堀田家の
頼もしく優しい兄ちゃんを演じた金子君~
振り幅の大きい
存在感のある演技をする方だと思います~
左京進インタビューはこちら
↓
http://www1.nhk.or.jp/kanbe/special/special_27.html