42世界を変えた男
大リーグ全ての球団の永久欠番42
毎年4月15日は
全ての球団の全ての選手が
背番号42のユニフォームを着て
初めて第リーグでプレーした
黒人初の選手ジャッキー・ロビンソンに
敬意を表し、功績を称える日です~
野球好きの我が家でも
誰も知りませんでした><

アメリカでの人種差別は
様々な映画で描かれています
人種差別に関わる殺人事件を追っていて失踪した
同僚を探すFBI捜査官を
ウィレム・デフォーが演じた
“ミシシッピー・バーニング”
身近にある人種差別の実態を本に描き
黒人女性の地位を自立させた“ヘルプ”
公民権運動が盛んになる1960年代まで
目に見える差別は続き
今なお自分と違うものを
排除しようとする心は
人種差別に限らず
人間の心から無くなっていないのです

ジャッキー・ロビンソンの広報を担当する
黒人記者もまた
記者席ではなく観客席でタイプを打つ現実
言われない辱めや
心ない暴言に心折れそうになって
ベンチ裏の通路でバットを叩きつけるシーンは
主人公の怒りの大きさと切なさに
胸がいっぱいになります。
そんな中で
かつての自分の苦い経験から
“やりかえさない勇気”を主人公に説き
なんとしても、黒人選手として
活躍の場を与えようとする
社長兼GM(ハリソン・フォード)の存在が大きく
孤立していく主人公に手を差し伸べる
チームメイトの存在に心がほっとします
自分に負けたくないと
差別にプレーで立ち向うジャッキー
42番の背番号に熱く拍手を贈ります
鑑賞日;2013年11月10日