誰かのために闘う人間は強い(by 楽天捕手 嶋基宏 )
今年の日本シリーズは
野球を知る人を唸らせ
野球を知らない人をも興奮させた
素晴らしい7試合でした~
巨人ファンの私も
今回だけは楽天に勝ってほしい
そう思わせる何かを
楽天の選手たちも
そして彼らのプレーも
持っていたと思います
特に嶋選手のリードは
投手にとって丁寧で判りやすく
配球の組み立ても
練られたもので
投手が全幅の信頼を寄せることができる
そんな捕手だと感じました~
“優勝する球団には良い捕手がいる”
という持論の野村監督の厳しい指導を受けて
まさにダイヤモンドの要として
来季も楽天を引っ張っていくことと思います~
2011年4月2日札幌ドームでの
対日本ハムとのチャリティマッチでの
嶋選手のスピーチである
“今、スポーツの域を超えた
野球の真価が問われています。
見せましょう、野球の底力を。
見せましょう、野球選手の底力を。
見せましょう、野球ファンの底力を。
共にがんばろう東北”
は人々の心を強く動かしましたが
何のために僕たちは闘うのか、
はっきりしました。
この1ヶ月半で分かったことがあります。
それは、誰かのために闘う人間は
強い、ということです。
絶対に見せましょう、東北の底力を!
見せましょう、野球の底力を!
という4月29日の
地元クリネックススタジアム宮城での
スピーチもまた
心をひとつにするものでした
誰かのために闘う人間は強い
この言葉は
映画“永遠の0”に主演した岡田君が
物語を振り返るなかで
語っていた言葉でもありました。