飛べ!ダコタ
“飛べ!ダコタ”
終戦から5ケ月
佐渡の海岸に不時着したイギリスの要人輸送機ダコタ
かつての敵国の兵士たちに
島民は何を思い、どう接していったのか

佐渡には軍事施設もなく、空襲もなく
直接戦火に見舞われたことのない土地ではありましたが
それでも、徴集され戦死した家族を持つ人はいたはずです
憎しみややりきれない想いを
再びダコタを空に飛ばすことで
島民たちが昇華していったとき
人々の心に宿ったもの

この映画は数年前に
当時のイギリス軍兵士の息子さんが佐渡を訪れたことから
映画化が動きだしました
実話に基づきながら
島民の心を丹念に描き
佐渡でオールロケを敢行
3年をかけて撮影された佐渡の自然にも
注目してください
“少年H”“永遠の0”と共に
ぜひ観て欲しい作品です
新潟では既に先行上映され
舞台挨拶に参加できました
鑑賞日:2013年9月7日