アフター・アース
“アフター・アース”

“幸せのちから”で父子共演を果たした
ウィル・スミス&ジェイデン・スミス
これはSF映画というよりも
未来の地球を舞台にした
父子の物語です
核や環境破壊で地球が破壊され
人間が他の星に移住した後
地球は人を殺戮するように変化し
そんな地球に不時着してしまった父と子
偉大な兵士の父と
父に認められたいと
父を追いながらも
気持ちばかりが空回りしてしまう息子
そんな二人が
地球から脱出するまでの物語です
だから~~
ワープできる機能を持つ宇宙船なのに
不時着して壊れた船体が
なぜか張りぼてみたいだとしても
最初は襲ってきたコンドルが
息子を助ける行動をとるのが
取ってつけたようで
さもありなんであったとしても
細かいところは目を瞑って~~
父が心配しないようにととる
息子のある行動や
自分で決断して進むシーンは
よく考えてあると思う(ウィル・スミスが脚本)
恐怖をコントロールして
消し去ることで倒すことができる
“アーサー”という凶悪な生物を登場させ
父が息子に伝える恐怖への対峙の仕方は
映画“FLY DADDY FLY”で
スンシン(岡田准一)が鈴木さん(堤真一)に
語った言葉に通じてる~
“恐怖は喜びとか悲しみとかと同じで
ただの感覚でしかないんだ
弱っちい感覚に支配されるな”
いや~スンシンの言葉はかっこいいですね
岡田君が言うからなおのことなんですけど~~
恐怖という感覚と闘い
それを克服することが成長ならば
もしかしたら~この物語のすべては
息子の頭の中で起こっているものと
そんな考え方だってできるはず~
だから~~
SF感に少々難があったとしても大丈夫~
この映画がコケたら
もう息子との映画は撮らないと答えたうウィル・スミス
映画の中の息子の名前は“キタイ”
日本語の“期待”から採ったそうです~~
鑑賞日;2013年6月29日