昔話、民話(2013年6月の読み聞かせ)
2013年6月の読み聞かせのテーマは
“昔話・民話”
4年生担当です~
導入には
蛇口から出た一滴のしずくが再び蛇口に辿り着くまでの
冒険譚をシンプルな線で描いている“しずくのぼうけん”

バケツから飛び出しちゃったしずく

太陽に照らされて、水蒸気となっって
雲のところに集まったしずたちは

やがて雨となって地上に降り注ぎます

そして~また“蛇口”へ
科学絵本としてもお勧めです~

それでは~もっと蛇口に近づいてみましょうと~
1冊目の本は
“じゃぐちをあける“と


やってみたくなる~~

やっちゃおうか~~

読み終わったあとに
やってみたくなる絵本です~
3冊目は雨にまつわる韓国の昔話
“あまがえるさんなぜなくの?”

おかあさんの言うことをきかないあまがえるのこども
なんでもはんたいのことをしてしまいます

みずあそびはやめなさいというと
かわにとびこんだり

おかあさんは心労のあまり病気になってなくなります
“山ではなくて川のそばにうめてね”と言い残して
おかあさんは、わざとはんたいのことを言ったのですが
最後にあまがえるの子供は
おかあさんの言うことをきいたのです
だから雨がふるたび
おかあさんのおはかが流されないだろうか心配でなくのです

雨にはいろんな種類の雨があって
そのなかでも日照り雨といわれる雨は
“”きつねのよめいリ”とも言われます
大好きな瀬川康男さんの絵で~

雨に打たれて弱っているきつねを助けて
大切に育てたおじいさん

“おさと”と名づけられ
やがて美しい娘ぎつねに成長します

そんなある日突然姿を消した“おさと”
日照り雨が降って
“きつねのよめいりだ”と上を見上げたおじいさん
それは空にかかる虹を通ってお嫁に行く
おさとの花嫁行列でした
お嫁入りの日の夜
おじいさんの元を立派なお嫁入りの折り詰めを持った
母ぎつねがたずねてくる場面
おじいさんの涙と
母ぎつねの“こーん”という泣き声に
人間ときつねではあっても
生みの親と育ての親の心情に打たれます
